概要
「ケロロ軍曹」に登場するケロロ軍曹×ドロロ兵長の腐向けカップリング。
ドロロが地球に来て改名するまではゼロロという名前だったため、それまでのカップリング名は「ケロゼロ」となる。pixivのタグとしてはそのまま「ケロドロ」が使われることが多い。
呼称
ケロロからドロロ |
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ドロロ(兵長・君・様) ゼロロ(君・さん) ドロ沼(君・さん) ドロ団子君 ドロ船君 ドロロきゅん ドロたん(238話B) ドロぴー(238話B) ドロてぃー(238話B) ドロロたん(351話B) (農家の)おじさん(135話B) ドロロン忍者君(238話B) トランクス君(224話) |
ドロロからケロロ |
隊長殿 ケロロ君 ケロロ元隊長(初登場のみ) ケロっぴ(91話A) ミスターキャプテン(238話B) マーベラス・サージェント・ケロロ(238話B) |
ケロロはその時の気分で様々なあだ名を付けることが多く、一方ドロロは「隊長殿」と「ケロロ君」のみを普段から使い分けている。アニメ2ndシーズンでは「ケロロ君」と呼ぶ場面が多い。何らかの発明により性格が変わると上のようなあだ名を付けることもある。
関係(ネタバレ注意)
幼少期から一緒に遊んでいた幼馴染。体が弱く転校生でもあったドロロ(ゼロロ)にとって、ケロロは初めての友達であった。
だがケロロはゼロロに対していじめとも取れる言動がしばしば見られ、ドロロは当時のことに関して多くのトラウマを抱えている(詳細はドロロの個別記事を参照)。しかしその過酷な遊びによって鍛えられた結果、ドロロはアサシンのトップに上り詰めた。
元々ドロロがアサシンになったのは、ケロロの「お前絶対アサシンになれるって!」という言葉がきっかけで、ケロロは良くも悪くもドロロの人生を変えている。
現在ケロロは侵略者・ドロロは平和主義者という関係のため、再会した時にはドロロの判断で絶縁してしまったが、お互いへの強い友情と仲間の協力によって再び小隊に集結した。そのため平和的だと判断した作戦にはドロロも参加している。
アニメ版での絡み
主にドロロの影の薄さ・トラウマ等が強調されており、その度に「ひどいよケロロくぅ~ん!」と泣き出すのがお約束。
その一方で、284話など二人の友情を強く感じさせるアニメオリジナル回も存在する。
1stシーズン
13話:ドロロ初登場回。原作エピソードのアニメ化。
ケロロから与えられた過酷な遊びによりドロロがアサシントップになったことがここで明らかになっている。
侵略者であるケロロ達を敵とみなして絶縁状態となってしまったが、ドロロが敵に捕まったことをきっかけに再び友情が芽生える。
14話:ファン必見。原作エピソードのアニメ化。ドロロが提案した「この町を花でいっぱいにする」という作戦を通じて友情が深まる話。
ドロロが現れた時には大喜びで飛びつき、力いっぱい抱きしめるケロロ。ドロロも嬉しそうに頬を染める。
2ndシーズン
57話Aパート:ファン必見。助けに来てくれたドロロを見て泣きながら喜ぶケロロ。また、連鎖してトラウマスイッチが入った。ドロロが勝利した際には愛しげに互いの名前を呼ぶ。
59話Bパート:「ケロロ将軍」となったケロロがドロロを呼び出し、期待を寄せる。ドロロは感動のあまり嬉し泣き。
64話Bパート:トラウマモードから抜け出せなくなってしまったドロロ。勿論その原因はケロロにあるのだが、当の本人はうっとうしいと逆ギレ。しかしこのまま元に戻らない可能性があると判明し、ドロロの中に入って直接記憶を書きかえることを決意。
そして、中にはケロロにとってのトラウマである記憶が混ざっていた。トラウマスイッチが入ってしまったケロロは、罪悪感に襲われたまま元に戻らなくなってしまった。
67話Bパート:部下に職場放棄をされて拗ねているケロロの元にドロロが現れ、優しく諭す。その言葉に心を動かされたケロロは、もう一度部下に協力してもらおうと決意する。(ただし、ドロロは忘れられていた)
91話Aパート:真面目な性格といい加減な性格を取り換える銃により、両方の性格を変えられてしまった。すっかり立場の逆転した二人が言い争いをする。
3rdシーズン
132話Aパート:原作エピソードのアニメ化。ケロロの一言でアサシンを目指したことがこの話で明らかになっている。
134話Aパート:唯一ケロロの異変に気付き、声を掛けるドロロ。
135話Bパート:珍しくドロロの家でご飯をご馳走になっている。ドロロはケロロの茶碗に米粒が残っていることを指摘するが、面倒くさいと断られてしまう。そこで1粒のご飯の大切さを理解してもらうため、ある人物に協力をお願いする。
そして特殊な光線銃により自分が米粒になる夢を見ることになったケロロ。ドロロは「農家のおじさん」という役で登場し、例え台風の日であろうと体を張ってケロロを守った。その姿に惚れ込むケロロ。
4thシーズン
155話Bパート:ケロロに褒められて嬉しそうに頬を染めるドロロ。
161話:ケロロのピンチに駆けつけるドロロ。ケロロは「カッコいい~♡♡ドロロくぅ~ん♡」と字幕付きで歓声を上げる。
162話:ちびケロ回。ケロロがゼロロを押し倒して馬乗りになっている。
175話Aパート:原作エピソードのアニメ化。他の人物も居ながら名指しで助けを求めるドロロ。その後気絶したドロロをケロロがおんぶする。
197話Aパート:ちびケロ回。ケロロの仕業により増殖してしまったゼロロ。ここでもケロロがアサシンへの道を勧めている。
このままではケロン星全体がゼロロだらけになると警告されたケロロは、大量のゼロロが「ケロロくぅ~ん」と泣いている姿を想像して「それ、ちょっとヤだなぁ…」と顔を赤らめていた。
5thシーズン
206話Bパート:ケロロが単独でドロロの家に訪れる。その理由はドロロが積極的に侵略活動に参加しないことを気にかけていたから。ケロロは何よりもチームワークが大事だと主張し、本人がやる気になれる作戦を提案してほしいとお願いする。
その後ドロロが提案した作戦は仲間に猛反対されるものの、ケロロが「せっかくドロロがやる気を出している」とフォローを入れた。
238話Aパート:小隊がクイズ大会に参加する。赤か青のパネルを選ぶという流れで、「ここはブルーなんじゃね?」「拙者もそう思うでござる」と話し合い、見事正解である青のパネルを選んだ。
その後、落とし穴の場面で二人が密着する。
238話Bパート:特殊なリングにより性格を正反対に変えられてしまったドロロ。おおらかな性格になったのを良いことに、様々なあだ名で呼びながら甘えるケロロ。
6thシーズン
260話Bパート:ケロ0回。未遂に終わったが、ケロロがゼロロにあーんをしようとしている。劇場版4作目の短編と重なる部分があり、そちらも同じ描写がされている。また、短編では遅刻したケロロのことを、ゼロロが「やっぱり迎えに行った方が良かったかなぁ」と気にかける。
283話 次回予告:ドロロの改名について、どうせならペコポン風の名前が良かったのではと提案するケロロ。ドロロが珍しくボケに回り、慌ててケロロが「そんなことより!」と割り込む。
284話:ファン必見。ドロロが上官から除隊を命じられたことをきっかけに、小隊の間ですれ違いが起こる。
ドロロの除隊を真っ先に反対するケロロや、小隊の元を去ってもケロロのことばかり触れているドロロなど、二人の友情が強く描かれている。
最後に夕日を浴びながら印象的な会話を残す。
295話Aパート:ケロドロフォームという合体が見られる。ケロロの声でドロロの台詞を、ドロロの声でケロロの台詞を聞くことが出来る。
7thシーズン
311話 次回予告:
ドロロ「ドロロ兵長でござる。アサシンの過去を捨てて、なお未だケロロ小隊に関わるのは、万が一にもペコポン侵略が成功せぬよう、見張っているのでござる」
ケロロ「ホントは一人が寂しいクセに!」
317話Aパート:ドロロが唯一ケロロの異変に気付き、その正体が敵の変装だと見破った。
317話 次回予告:
ゼロロ「ゼロロです!体が弱くて友達もいない僕。でもケロロ君はとっても仲良くしてくれるんだよ!大切な友達なんだ!」
ドロロ「誠に拙者は、疑うことを知らぬ子供でござった…ねぇ?ケロロくぅ~ん!」
318話Aパート:ケロロが部下を巻き込んでドロロの口を見ようとする。二人きりでドロロの家に訪れ、限定販売のいきなり団子を若干強引に食べさせる場面も。
336話Aパート:ファン必見。原作エピソードのアニメ化。
ゾルルが再び小隊の元へ現れる。ケロロはその狙いがドロロだと思い出し、二人がいるアサシンゾーンへ迷いなく飛び込む。その後、ドロロのピンチがきっかけとなりケロロのある能力が発動。
その前後で幼少期の回想シーンが挿まれる。転校したばかりで一人ぼっちだったゼロロに、ケロロから声をかけて友達になったことが明かされる。
347話Bパート:幼少期にゼロロの玩具を壊したケロロが「このオモチャ貸してくんない?」と言ったまま返していなかったことが判明。メラメラと怒りをあらわにしたドロロは、自分とケロロを強力接着剤でくっつけてそのまま一晩を過ごした。
最後にドロロが「まだまだ…夜は長いでこざるよ」と意味深な台詞を残す。この時の放送は深夜枠である。
ドラマCD
宇宙でもっともギリギリなCD 第4巻:ファン必見。ラスト数分に二人のほのぼのとした友情パートが展開されている。脚本を手掛けているのは原作者。
主題歌・挿入歌
1stシーズンED(3代目):絵描き歌。ドロロのパートがほとんどケロロ絡み。「僕たちホントに友達だよね」というフレーズもここから発生している。
2ndシーズンED(2代目):ドロロがメインのエンディング。ドロロが開始3秒でケロロの名前を叫び、本人に驚かれた。ケロロがドロロを必死で追いかけまわすワンシーンや、渾身の「ケロロくぅ~ん!」が挿まれる。
クリスマス・ケロル:ドロロのソロパートに「あの頃さえ遠い昔…ずっと友だちだよ」という歌詞がある。
どすこい軍曹:
ドロロ「見合ってハッキョイごじゃるじゃるー」
ケロロ「ドロロが壊れた大変だー!」
劇場版
1作目:特殊なバツ印によりテレパシーを送れるようになったケロロ達。その様子をこっそり見つめるドロロは、ケロロに対して独り言を呟く。
3作目:冒頭のシーンでケロロが慌ててドロロの口を塞ぐ。
5作目:敵に能力を吸収されてフヌケになってしまったドロロ。その姿を見たケロロは「何かドロロはいつもと変わらないような…」と言いつつも、「か、可愛いよ…」と感想を漏らす。