ケンロクエン
けんろくえん
【 パイルバンカー装備型最終機 】
あまり期待されていなかった接近戦用兵器が一躍脚光を浴びたのは
この機体が開発されてからである。
最強の武器を持った機体としてその名を轟かせた。
<R's MUSEUM解説文より引用>
ハクサン・アサノガワ以降細々と開発が続けられたパイルバンカー搭載型R戦闘機の最終機。装備されたパイルバンカー帯電式H型は従来機に搭載された物よりも圧倒的に高い破壊力を持つ。この機体の登場により、それまでキワモノとして期待されていなかったR-9DP系列機は人々から一目置かれるようになった。
DP系列最後の機体であり、最初で最後の公式実戦投入記録を持つ機体である。
敵に接近し攻撃するという方向性は変わらず運用性に難があったが、一部のエースパイロットや浪漫好きのパイロットが搭乗していたとされている。生産機数は明記されておらず、大量には生産されていないものと思われる。
戦略SLG『R-TYPE TACTICSⅡ』にも決戦兵器の最終形態として登場しており、艦船級ユニットをも一撃で破壊可能なパイルバンカーの威力が強調されている。
パイルバンカー帯電式H型
火薬によって機体全長の2倍を超える長さの超硬質金属杭を打ち出す兵器。「帯電式」と呼ばれているがライトニング波動砲のように電気を発しているわけではなく、速すぎる打ち出し速度により周囲に漂う物質との間で瞬時に衝突が発生することで金属杭が電気を帯びているに過ぎない。
最大チャージ数は4ループで、その威力は最終波動砲の異名を持つ「ギガ波動砲」に匹敵すると言われているが、実際には中~大型バイドに対して複数発撃ち込まなければ倒せない事も多い。
一方、『R-TYPE TACTICSⅡ』では「パイルバンカーⅢ」という名称に変更された。チャージ4ターンで射程は機体前方2マス。その攻撃力はソーラービーム砲「ウートガルザ・ロキ」に匹敵しており、文字通り最強の武器と評される。エースパイロットが搭乗すれば更に威力が向上し、巨大戦艦グリーン・インフェルノなどのSクラスバイドをも一撃で撃破可能。プレイヤーが扱えるユニットでこれを上回る攻撃力は前作ラスボスの艦首砲くらいしか存在しない。