概要
MMOゲーム『モンスターハンターフロンティアG』に登場するモンスター。
厳密には“ロロ・ゴウガルフ”と“レイ・ゴウガルフ”という二体のモンスターの総称で、Vの字型に伸びる青い体毛のレイと逆立つような赤い体毛のロロの二種類がおり、ロロは「赤闘獣(せきとうじゅう)」、レイは「青闘獣(せいとうじゅう)」という異名で呼ばれる。
峡谷に生息するあのラージャンの近縁種とされる牙獣種系モンスターで、それぞれ体色や毛並みが違うのは個体ごとの優性遺伝子と劣性遺伝子の関係によるものと言われており、その体毛は色ごとに異なる電荷と磁気を帯びる性質を持ち、二頭が揃うことで彼ら自身およびその周りでは特殊な磁極が成立するとされている
何よりこのゴウガルフ種はロロとレイの二頭が高度に連携して戦うのが最大の特徴で、その闘い方は実に人間に近く、ロロがレイを振り回してハンターに投げつけてきたり、ロロに上空に投げ飛ばされたレイがハンターにダイビング攻撃をかましてきたり、二頭同時に飛び上がってそこからロロがレイを地面に投げてエルボーを叩き込ませてきたり、そしてG級では二頭が並んで回転することで強力な磁力を生み出してハンターを引き寄せ、その後でクロスボンバーをお見舞いしたりといったタッグプロレスラーさながらの派手かつユニークな技を駆使する。
また、上記の通り自身らの身体に強力な磁力を帯びているため彼らの攻撃を食らうと磁力やられ状態に陥ることとなる。
片方を倒すと連携技は使えなくなるが、そうなると残った方は常時怒り状態になる。
ちなみに単体では割とおとなしいとされ、毛色の違う二頭が揃うと闘争本能が刺激されて好戦的になると言われるが、かといって別に同族同士で殺し合うほど凶暴でもないようで、二頭が激しく争っているように見えてもそれは単にじゃれあっているだけであるらしい。
元ネタは本当にプロレスリングであり、さらにあの『キン肉マン』のネプチューンマンとビッグ・ザ・武道のタッグもモデルにしているらしい。