概要
2020年10月に放送された『秘密結社鷹の爪〜ゴールデン・スペル〜』に登場する、本作のキーワードとなる物。
太古から伝わる、人間の神経、臓器、筋肉や骨格に直接作用する呪文である。場合によっては体の構造まで変えてしまうらしい。
一説によると、人間が猿だった時代に訪れた宇宙人が人間を進化させる際に埋め込んだ安全装置とも呼ばれている。
そしてそれは、長らく人類の歴史に大きく関わっていた。
ある者はゴールデン・スペルを利用し、大帝国を築きあげ、またある者は世界に誇る巨大な宗教を作り上げた。
しかし突然、ゴールデン・スペルの存在は歴史の闇に葬り去られ、長らく人々の記憶からも消えていった。何故消えたかは不明だが、レオナルド博士曰く、「余りにも強大で危険だから」らしい。
種類
- 激しい便意を催すスペル
総統とデラックスファイターが受けたスペル。
その名の通り、聞いた瞬間に激しい便意を催す。
総統は頭に袋を被せられた時、デラックスファイターは
鷹の爪団とのリモート時に聞いた。
- 言い方と聞くとアホになるスペル
黒輝誉が受けたスペル。
「そんな『言い方』無いじゃないですか!」等の言葉を
聞くと馬鹿になってしまう。
黒耀はメールに添付された音声ファイルを開いた時、
このゴールデン・スペルを聞いた。
- 赤ちゃん言葉・スペル
ザハルや、クロッター社の社員が受けたスペル。
「〜でちゅ」等の語尾が付く、言わば『赤ちゃん言葉』に
なってしまう。
- 手助け・スペル
デラックスファイターや、その他の人々が受けたスペル。
善悪関係無く、どんな事も手助けする。
デラックスファイターはこのスペルの影響で鷹の爪団の
世界征服を手助けし、更には自身が総統の
『デラックスの爪団』まで作り上げてしまう。
- お世辞を言われると服を破る・スペル
鷹の爪団とデラックスファイターが受けたスペル。
『男前』や『素敵』等のお世辞を言われると、自身の服を
ビリビリに破いてしまう。
- 家に帰るスペル
黒耀が岩佐に聞かせたスペル。
家に帰るよう、体が勝手に動いてしまう。
- 怒りのスペル
黒耀が発信したスペル。
聞いた瞬間、激昂して怒り状態になる。
岩佐もメールに添付されていたこのスペルを聞き、
黒耀への怒りを露わにした彼は、
自身の『切り札』を発動した……
- ゾンビ・スペル
本作の最強にして最悪のゴールデン・スペル。
聞いた人々をゾンビにする。
また、このスペルを聞いた者は自身の口がスピーカーと
同じようになり、他人にゾンビ・スペルを聞かせていき、
それがどんどんと拡散していく。
このスペルを解除するには、全てのスペルを無力化し、
一切スペルが効かない体にする『アルティメットアンチ・スペル』が必要になる。
- 体が全部裏返しになるスペル
シュガーが作り出したスペル。
聞いた者の体を裏返しにしてしまう。
シュガーは鷹の爪団や黒耀に使おうとしたが、
鷹の爪団が作り上げた『アルティメットアンチ・スペル』を受け、このスペルは発動されなかった。