設定などの用語については →サイバーナイト
概要
正式名称は『サイバーナイトⅡ 地球帝国の野望』。
2年前にスーパーファミコンに移植されたSFロールプレイングゲームの続編で、トンキンハウスより1994年8月26日に発売された。
前作の移植であまり評判が良くなかったグラフィックやミュージックは、SFC用に調整され改善されており、尖ったゲームバランスもシステムが修正され遊びやすくなっている。
シナリオの山本弘氏によるノベライズが全1巻、小説の挿絵も担当した青木純氏作画で全2巻のコミカライズが刊行されたが、各メディアによって一部のキャラデザインや展開に差異がある。
またアレンジ曲とオリジナル音源曲が収録されたサントラも発売された。
前作の敵バーサーカーのコードネームが神話伝承の幻獣や妖精から採られていたのに対し、今作の敵メタリフォームや地球連邦の兵器の名称はアメコミのスーパーヒーロー、スーパーヴィランから採られている。
あらすじ
通常の手段では帰還できない異星文明の栄えている銀河中心星域に、ジャンプミス(ワープの失敗)で飛ばされてしまった宇宙戦艦ソードフィッシュの傭兵たちが地球圏に帰還した後の物語である。
傭兵たちが前作の戦いにおいて手に入れ持ち帰った、異星の未知のテクノロジーの産物を接収した地球軍が、画期的な新兵器「メタリフォーム」を開発し侵略戦争を開始。
地球連邦によって監禁されていた傭兵たちが、謎の組織によって解放されたところから物語が始まる。