サイレン(地球防衛軍6)
さいれん
7回目のタイムリープでその姿を見せる第3の怪生物。
とある地下調査ミッションで最深部に到達するや否やサイレンを発見。それと同時に洞窟の天井を突き破り外へ脱走する。
通称は「怪鳥」だが、「鳥」に例えられるのにもかかわらず、全体的に見れば青色のドラゴンみたいな見た目である。
特筆すべきはその大きさであり、全長はなんと250mであり、(『5』シリーズの世界観の)エルギヌスの約二倍である。今までのシリーズで登場した生物系の中でも、『2』の百足龍虫を超えるという大きさだが、『4.1』のエルギヌスの成獣とはよい勝負をしており、また、さすがに全高約310m、全長1kmとされる『Iron Rain』のラズニードには劣っている。
基本的には大きい翼を大きく羽ばたかせながら飛行する。その羽ばたきでの風力は台風並みらしい。
- ある程度自由に飛行していた『4』シリーズのグレーター・ワイルド・ドラゴンとは異なり、常に羽ばたきながら低空飛行するが、その代わり強烈な風圧を真下に発生させる。
攻撃方法は主に3つであり、「火炎放射」「火球の乱射」「足を使った着地と同時に地面を抉る攻撃」が主立っており、外見同様にドラゴンを思わせる。
移動速度は凄く早いので先回りされて攻撃されいつの間にか床ペロしているのがオチである。機動力がない兵科は大人しくビークルに乗るのが吉だろう。
これだけ能力が高い一方、攻撃作戦の後などは疲労しエリアを離脱してから休眠に入る。睡眠時間は何日も寝ている時もあれば数時間で起きることもあるらしい。爆破作戦中には、起床時間が想定より早く案の定失敗していた(EDFの大規模な爆破作戦は失敗する傾向にあるらしい)。
生半可な攻撃は寄せ付けないほどの生命力を持つが、プライマーですら制御出来ないほど凶暴である。
また、エルギヌスとアーケルスが主にスキュラを含む特定のエネミーを呼び寄せる習性がある。
- とあるミッションでサイレンと海生生物が戦闘していたという通信があるが、これは誤報の可能性がある。
以外、多少のネタバレを含みます。
8周目において、EDFは新兵器の「EMC」を大量投入し、サイレンへの大規模攻撃作戦を仕掛けた。トドメとして、決戦用の衛星兵器「バスター」の準備も進んでいた。
作戦の準備と展開は順調に進み、EMCの一斉放火でサイレンは疲労した。そして、その隙にバスターが発射されて直撃し、遂にサイレンを打ち破ったと思われたが・・・