曖昧さ回避
- 千年戦争アイギスのキャラクターについては、星を詠む者ソラスを参照
- 女神転生シリーズのキャラクターについては、獣人ソラスを参照
- 中世悪魔学におけるソロモン72柱の悪魔については、ストラスを参照
- DragonAgeのキャラクターである禿頭のエルフの魔道士。
概要
インベーダーが送り込んできた巨大な宇宙生命体。
体高40mに達する巨大な恐竜のような姿をしており、表皮には岩石状の組織で鎧が形成されているほか、鼻先に一本の角を持つことが特徴。
巨体故に巨大甲殻虫の100倍に相当するHPを誇り、人間を一撃で踏み潰し、ビルをも粉砕する突進攻撃も可能。更に口からは高熱の火炎を放射して広範囲攻撃を行う。その圧倒的な力でいくつもの街を廃墟に変えたと言われている。
まさに怪獣王というべき脅威だが、プレイヤーからは弱い敵として知られている。
確かに攻撃力は高いのだが、突進はローリングで回避できるし、火炎もソラスの背後には届かない。おまけにソラスは旋回速度が遅いので、懐に飛び込んで背後を取り続ければ何も出来なくなる(ハンマーのような尻尾を備えている割に、尻尾攻撃は無い)。また、背中などに飛び乗られた際の反撃手段も無いので、飛び乗ってしまえばあとは消化試合である。
せめて他の巨大生物と連携攻撃を仕掛けてきたら厄介だったのだろうが、一匹ずつまたはごく少数の敵と現れることが殆どなので、一対一の戦闘に持ち込みやすい。
要は陸戦兵なら懐に飛び込んでショットガンやかんしゃく玉を撃ち続ければ勝てる。ペイルウイングに至っては身体に飛び乗ってレイピアを照射すれば瞬殺出来てしまう。
ぶっちゃけた話、火炎に気を付ければどの兵種でどんな武器を使っても勝てるだろう。
カワイソラス。
ソラス・サイボーグ体(サイボーグソラス)
機械兵器と融合することで戦闘ロボットと化したソラス。通称:メカソラス。
上海を焼き払うなど多大な被害を与えたらしく、インベーダーの切り札と認識されている。
HPや移動速度が上がっているほか、口からは着弾地点で大爆発を起こすプラズマ弾を連射。首や胸部、腹部の開口部からは緑色の粘着爆弾サッカーグレネードを射出し、背部からは高い誘導性を持つソルリングミサイルを発射できるようになった。
攻撃手段は大きく増えたが、旋回性が低いという弱点は変わっておらず、基本的にはソラスと同様の戦術で対処できる。ソルリングミサイルのおかげで背後や肉薄した相手への攻撃が可能になったとはいえ、ペイルウイングのレイピアに弱い点は全く改善されていない。
なお、EDFは撃破後の死体からインベーダーの技術を解析したらしく、ソルリングミサイルとサッカーグレネードは陸戦兵の武器として利用されている。
メカカワイソラス。
ミニソラス
ソラスの幼生体と思われる小型の個体。
体高は10mと一般家屋より大きめ程度で、HPもソラスの10分の1しかない。
攻撃手段もソラスと同じだがスケールダウンしている。
極めて弱いが2匹登場するうえ、アイテムはソラスと同様に3つ落とす(しかもゲーム終盤のミッションに登場するので武器のレアドロップ率が高い)ので乱獲の対象となっている。
ミニカワイソラス。
しかし……
ゲーム中での活躍
地球防衛軍1
ミッション10「巨獣ソラス」で初登場。
突如としてビル街に現れ、火炎を吐きながら暴れまわったが、陸戦兵に撃破された。
恐るべき脅威として認識されていたものの、現地の隊員からはそれを一人で撃破した陸戦兵のほうがよっぽど怪物だと評されていた。
ミッション16「双竜」では二匹になって再登場。やはりビル街を襲撃した。
数が増えたとはいえ片方は待機状態なので、一体ずつ相手をすれば特に問題は無い。
倒すと本部から「生身の人間がこれほどの戦果を挙げられるのか!?」と戦慄されてしまう。
ミッション22「機獣」ではソラス・サイボーグ体が初登場。
バイクや戦車を使って急接近しないとプラズマ弾に焼き払われる恐れがあるが、接近してしまえばいつも通りの戦術で勝てるだろう。
倒すと本部から「なんて男だ……人間一部隊がインベーダー以上の戦闘能力を持っているのか!?」と、また戦慄されてしまう。
余談だがこのミッションは終盤なうえに、本作のソラス系はアイテムを6個確定ドロップするので強力な武器獲得用の稼ぎミッション扱いされることが多かった。
地球防衛軍2
ミッション13「巨獣」でソラスが再登場。今回は住宅街に出現した。
前大戦でいくつも街を廃墟に変えたらしく、本部も「地球上のどんな生物よりも強い、奴には我々の常識は通用しない」と恐れていた……が、前作同様の戦法で普通に勝てる。本作からペイルウイングも使えるようになったので、瞬殺も容易になってしまった。
倒すとオペレーターに「巨大な宇宙生物を一人で倒すなんて、あの人は一体……」と、驚かれる。
ミッション63「機獣」ではソラス・サイボーグ体が再登場。今回もビル街に出現した。
やはり開幕でプラズマ弾が飛んでくるが、近づけば簡単に倒せるだろう。
今回も倒すとオペレーターが反応するのだが、「サイボーグ生物を一人で倒すなんて……人間なの……?」と、遂にバケモノ扱いされ始める。
なお、今回はソラス系のアイテム数が3つに減らされたので、稼ぎミッション扱いはされていない。
ミッション66「超獣結集」ではインベーダーが超巨大生物軍団を結成。
ソラス1体に加え、クイーン(女王巨大甲殻虫)×3、大蜘蛛バゥロード×3、超爆ドレッド・ノートという、全長40m越えのバケモノのみで構成された部隊を住宅街に侵攻させてくる。
正直、この中では凄まじい処理落ちを起こす超爆と、異常な射程と火力を備えた大蜘蛛が厄介すぎるので、ソラスは手始めに始末されるか、最後まで放置されるかの二択であろう。
ミッション67「神獣」ではビル街に突然2匹のミニソラスが出現する。
前述の通り、大した脅威ではないので簡単に倒せるだろう。
しかし、ソラスが成長することを知った本部はとんでもないことに気づいてしまう。
「いや待て、もしも、あの巨大なソラスですら、成体ではなかったら……!?」
ソラス・キング
本部が立てたフラグを即回収するかの如く出現した超巨大なソラスの完全体。
ソラスをそのまま数倍にスケールアップしたような巨体を持ち、体高はビル街最大の建物であるタワーに匹敵する。あまりの大きさに現地の隊員からも「まるで山だ!」と驚かれていた。
HP自体はソラスの2倍程度なのだが、その巨体故に歩幅が広く移動速度が極めて速く、攻撃力も上がっている。走ったりローリングを繰り返す程度では絶対に逃げられず、突進で追いつかれて踏み潰されるか、加害範囲がとてつもなく広がった火炎放射に焼き尽くされるのがオチである。実際、懐に飛び込もうとした隊員があえなく死亡する様子が通信で聞ける。
陸戦兵にとってはまさに天敵とも言える脅威であり、エアバイクで逃げながら高火力のスナイパーライフルやミサイルを撃ちまくるほかない。
一方、ペイルウイングなら上半身に飛び乗ってレイピアを照射すれば瞬殺可能である。あまりの巨体故に距離感が掴みづらいので飛び乗りも簡単ではないが、コツを覚えてしまえば稼ぎミッションになるなど、兵種によって大きく印象が変わる相手と言える。
キングカワイソラス。
後継者
地球防衛軍シリーズでは、同様の怪獣型巨大生物が出現するのはお約束となりつつある。
詳細は怪生物の記事を参照。
また、地球防衛軍シリーズの前身と言える『ギガンティックドライブ』にも、ソラスの前身と言える宇宙怪獣ダンタリオンが登場している。