概要
FCで発売された初代『女神転生』に登場する、今作と『真・女神転生』およびPCで発売された『偽典・女神転生』のみに採用されている種族“獣人”の悪魔(『旧約・女神転生』では種族自体が“妖魔”に変更)。
“夜魔”カイムの色違いの、半月刃の付いた杖を持った赤茶色の鳥人のような姿の悪魔で、第1ステージ「ダイダロスの塔」下層に出現する。
会話で仲魔にすることができるが、特殊攻撃を持っていない序盤の悪魔なので、主に合体素材にされることになる。
モチーフは、日本ではソロモン72柱として知られる、魔道書『ゴエティア』には36番目に記述され、『悪魔の偽王国』では26の軍団を指揮する地獄の大君主であると紹介される、召喚者には天文学や薬草学、宝石についての知識を授けるという、ツグミやワタリガラス、ゴイサギなどの鳥の姿で現れる魔神ストラス。
なお『地獄の辞典』の挿絵で描かれた、王冠を被った長い脚を持つフクロウという姿で、『真・女神転生デビルサマナー』に“堕天使”ストラスとして登場するが、今作以降には登場しないマイナー悪魔である。