夜魔カイム
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やまかいむ
女神転生シリーズに登場する種族“夜魔”の悪魔。
FCで発売された初代『女神転生』に登場する、仲魔にできないEVIL属性の種族“夜魔”の悪魔。
“獣人(妖魔)”ソラスの色違いの、半月刃の付いた杖を持った紫色の鳥人のような姿の種族最下位の悪魔で、第2ステージ「天空の街ビエン」に出現し、電撃魔法「カンデ(ジオ)」や金縛り付与の「ノップ(シバブー)」の魔法が得意である。
モチーフは、日本ではソロモン72柱として知られる、魔道書『ゴエティア』には53番目に、『悪魔の偽王国』では41番目に記述される、誰も適わない弁論術の持ち主であるツグミの姿をした悪魔カイム。
なお『地獄の辞典』においては、鳥の着ぐるみの孔雀の尾羽がある男の姿の挿絵も描かれており、『真・女神転生if...』では、種族“堕天使”の悪魔として挿絵そのままの姿で登場している。
堕天使カイムは「ザン」や「ザンマ」などの衝撃魔法と、命中率デバフの「スクンダ」の他、弁論が得意なことを表現したのか魅了魔法「カルムディ」を得意とする悪魔として序盤に出現するが、堕天使ブエルと共に今作以降にはナンバリング作には登場していない。
PC用に悪魔設定のスタッフであった鈴木一也氏が制作した『偽典・女神転生』では、自らの意志で天使の座から降りたという種族“降天使”最下位の鳥の姿をした悪魔である。
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