キャラクター概要
「うフフフ…バカと魔法は使い様」
「10歳で天才なら、6歳で覚醒した私は神」
ウルガルド魔法騎士学院の特務科に在籍する、特徴的なヘッドホンをつけた三つ星の女生徒。7年ほど前に姉のシオンと共に学院に保護され、以来ここで暮らしている。
聖魔女シヴィルの後継者になると公言し、日々勉強に明け暮れている「未来の魔女さま」。
その名はダテでなく、図書室が所蔵する32002冊(発言時)もの本を一言一句記憶していたり、古代語の文章を一瞥して内容を把握していたりする。もちろん実践的な魔法研究にも熱心であり、秘薬の素材集めに余念がない。当然、実践となれば被験体が必要で…某双紋のラピスとか某特別魔法探偵士とか、ターゲットにされた生徒は数知れないらしい。ちなみに音で記憶するタイプとのことで、ヘッドホンは数々の呪文などを聞くために用いているそう。
魔法絡みには好奇心旺盛だが他にはそっけない性格。「うフフ…」「バカヤロウ」などが口癖。成長期だからか寝相がすさまじいとの話もある。
実は6歳でマギに覚醒している。カボチャが印象的な帽子をかぶった木属性のパンドラ・マギで自作のカブ魔法爆弾を投げつけて攻撃する。機動力と耐久力は最低クラスだが攻撃と回復の両面で活躍できる魔法のスペシャリスト。いわゆる必殺技であるFDの連携がどこかの連鎖に似ているような。
Webラジオに登場していたことなどもあって、公式サイトでの人気投票で1位を取った。
以下、ネタバレを含む
サラとシオンの姉妹は100年ほど前の、とある寒村の出身。当時のウルガルド魔法騎士学院において、サラは現学院長のキリカと同期であった。
聖魔女シヴィルへの憧れは村の老魔女から数々の話を聞いて育ったことが大きく影響した様子。
サラは村で起きた流行り病を治す薬を作るために、聖魔女の魂を呼び出そうとして失敗。シオンと共に未来に飛ばされてしまった。自分を止めようとした姉を巻き込んだことへの負い目があり、シオンには本心を明かさず一人で元の時代へ帰る手段を模索し続けてきた経緯を持つ。他方、キリカ学長も仙道の秘術を盗み出してまでサラたちのために若さを保ってきたのだが…、二人の関係性は良くも悪くも変わらなかったようだ。
ちなみに故郷の家では「ブブ・ラックキャット」という品種の大きなオスの黒猫と暮らしていた。また昔の話をした際に「おばあちゃん」と言われ「コロス!」と返している。