概要
アイヌ民族に伝わる神々の一柱。
タンチョウヅルを体現する神で、その名は“湿地にいる神”という意味とされる。
そのいわれは昔手負いの熊が湿原に逃げ込んで斃れた時に鶴が巻き添えになって首が下敷になり、死の間際にその苦しさの余りに悲鳴を上げた所、その声を聞きつけた人々が集まって熊を発見したので、熊の居場所を知らせてくれる神として祀られるようになったといわれている。
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