クトネシリカ

くとねしりか

クトネシリカとはアイヌの伝説に伝わる宝剣である。

アイヌユーカラ（神謡）に登場する英雄・ポイヤウンペが振るったとされる宝剣の銘で、彼の武勇伝のタイトルにもなっている。『虎杖丸(いたどりまる)』と和訳されることも。

反りのある刀で、デザインには諸説あるが、刀身や柄・鍔・鞘に狼・無毛の獣(狐か熊、もしくは虎とされる)・雷神の化身である雌雄一対の竜の合計4柱のカムイが装飾として憑りつき、ポイヤウンペのピンチには守護神として顕現したという。

pixiv内では、PS2専用ゲーム「大神」に登場する、カムイに暮らすオイナ族の村に代々伝わる宝剣を指すことが多い。

話中では、一族の青年・オキクルミが、村の危機を救うため、その真の姿を表させるために宝剣で妖怪を倒し続けていたが・・・。

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