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概要編集

ルチオ・フルチ監督によるホラー映画

原題の通りゾンビ映画であり、イタリアアメリカの合作。


2作目も作られたが、ストーリーのつながりはなく、関連性はない。


この映画では「ゾンビ」は「サング」と呼ばれている。



登場人物編集

アン

ヒロイン。カリブ海のマトゥール島に向かったまま音信不通となった父に会うためにピーターたちと島に向かう。


ピーター

新聞記者。事件に興味を持ち、スーザンに同行する。


ブライアン

バカンス中のカップルの夫。


スーザン

ブライアンの妻。


メナード

島の診療所の医師。


ポーラ

メナード医師の妻。




あらすじ編集


ネタバレ注意










クルーザーがニューヨークの入り江に漂着し、警官が中を調べたところ、中にいた男に噛まれて死亡してしまう。もう一人の警官の銃撃を受けて、男はそのまま海に落ちて行方不明になる。死んだ警官は検死に回されるが、死体が何故か動いていた…。


クルーザーの持ち主の娘であるアンが駆けつける。アンの父はカリブ海のマトゥール島に向かったが、疫病にかかって島を出られなくなったという連絡を送ってきてから音信不通になっていた。

アンは父に会うために、事件に興味を持った新聞記者ピーター、バカンス中の夫婦ブライアンとスーザンと4人で、父親がいるマトゥール島に向かう。


マトゥール島の診療所で出会ったメナード医師はアンの父は疫病で死んだと話す。その疫病とは死んだ人がサング(ゾンビ)としてよみがえり、生きた人間を襲い肉を食らうというものだった。さらに噛まれた者も感染してサングになってしまう。

メナード医師はアンたちに妻ポーラの様子を見に行ってくれるように頼む。しかし、アンたちが屋敷についたときにはポーラはサングたちに襲われて食われていた。

慌てて逃げ出すアンたちだったが、運転をあやまって車を壊してしまい、歩いて診療所に戻ることになる。

土葬だった島のため、島中に埋葬されていた死体が次々とよみがえり、診療所でも疫病で死んで安置されていた死体が次々とよみがえっていた。

サングたちが迫ってくる中、歩き疲れて休んでいたスーザンが犠牲になる。


診療所に着くとそこはサングだらけで、メナード医師も看護婦もサングに食われていた。応戦する中、ブライアンはサング化して現れたスーザンに動揺した隙をつかれて噛まれてしまう。アンたちは負傷したブライアンを連れてクルーザーに乗り込み、島からの脱出に成功した。


なんとか島から逃げ出したピーターとアンとブライアンだが、ニューヨークに向かう途中にブライアンはスーザンに噛まれた傷が元で死んでしまう。ピーターとアンはブライアンがサングとしてよみがえるのを察して証拠として閉じ込めて連れていくことにする。

ピーターが気分転換にラジオをつけると、ニューヨークはサングだらけになっていることがラジオのDJの話でわかり、ピーターとアンが愕然とする。そして、たどり着いたニューヨークのブルックリン橋の上では大量のサングが徘徊していたところで終幕となる。



関連動画編集



関連タグ編集

ルチオ・フルチ ゾンビ ホラー映画 ゾンビ映画

バッドエンド グロ


さんかれあ - 作品名とヒロインがこれに由来。ちなみに主人公も監督の名前のもじり。

光原伸 - 正式に漫画家デビューする前のペンネーム「さんげりあ」はこの映画が由来。

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