概要
運営は有限会社ポッポの丘。運営会社はもともと養鶏場を営んでいたが、2010年にいすみ鉄道の当時の社長鳥塚亮から「廃車になる鉄道車両がある。200万円で買わないか?」という打診があり、これを快諾したことが開園のきっかけになった。
敷地は元々肉用牛を飼育する牛舎の建設予定地だったとされる。
2019年に台風15号の影響を受け養鶏事業から撤退、現社名に変更した。現在でも協力養鶏場から提供を受けた卵の販売が行われている。
2015年から2019年までは鶏卵牧場に元警視庁騎馬隊のサラブレッド「ハヤテ(元競走馬グランスクセー)」が繋養されていた。以後は御宿町内のマーサファームで繋養されている。
2020年に長野電鉄モハ1000形搬入に伴い車両配置の変更が行われた。
開館以来入場無料だったが、2023年11月から中学生以上1人500円の入場料が徴収されるようになった。また、入園に伴い自動車やバイクを駐車する場合は、その代金として1000円(自動車)あるいは500円(バイク)も徴収される。
保存車両
これらは、ポッポの丘が直接所有しているものと、保存会が場所を借りて置かせてもらっているものとが混在している。
私鉄
- 銚子電気鉄道デハ700形デハ701・702
- いすみ鉄道いすみ200´形いすみ204号
- 千葉都市モノレール1000形1003・1004
- 営団地下鉄400形454
- 京急初代1000形デハ1052(カットボディ)
- 小田急2200形デハ2211
- 大山ケーブルカーたんざわ号(車体のみ)
- 長野電鉄モハ1000形(カットボディ)
- 北陸鉄道モハ3750形モハ3752
- 万葉線デ7000形デ7052
- ブリル76E1台車(広島電鉄初代700形のものとされる)
国鉄・JR
- クモニ83 クモニ83006
- 103系 クハ103-525
- 113系 クハ111-1072・クハ111-2152(どちらもカットボディ)
- 183系 クハ183-21・クハ183-1527(クハ183-21のみカットボディ)
- キハ38 キハ38 1
- DE10 DE10 30
- 24系 オロネ24 2・オハネフ24 2 オハネフ25 211(これのみカットボディ)
- 583系 サシ581-31
- ヨ8000 ヨ8818
- ヨ5000 ヨ13959・ヨ14157・ヨ14202
- 10t入換動車
- 20t入換動車
アクセス
いすみ鉄道上総中川駅から徒歩30分。
いすみ鉄道大多喜駅から駅前の大多喜タクシーで約10分。
大多喜駅から大多喜町観光協会のレンタサイクルで約20分。
国吉駅からいすみ鉄道応援団のレンタサイクル(土日祝のみ)で約20分。
圏央道市原鶴舞ICから国道297号、国道465号経由で約25分。