「ウソじゃなくてこれが本当の私。」
「そう、あなたは私の事をなんにも知らない。」
CV:ファイルーズあい
概要
マナブの相棒、ニャンデスターの本来の姿。
頭に猫耳みたいな突起が2つある以外はほぼ地球人と同じ姿をしているニャカヨシ星人。さらに言えば、スタイルも良い。
ただ地球上ではエネルギー消費が激しいのか、長時間維持できない模様。
エネルギーが切れかけると胸の星マークが点滅する。
猫の姿のまま宇宙服無しの生身で宇宙空間を行動でき、宇宙船に乗らなくても大気圏突入の影響が無い事から、どうやらニャカヨシ星人は頑丈な肉体であるようだ。後にこれはニャカヨシ星人固有の能力ではなく、どういう訳かニャンデスターが宇宙を航行している内に身に着けた能力である事が判明する。
仲間を氷漬けにされてもザ☆ルーグの手下となったが・・・。
使用デッキ
前作で猫山シュレディンガーも使っていたOCGドラゴンたちを猫化させた獣族デッキ。
そしてゴーハ・ユウナが必殺の切り札として作っていた魔法カード「フュージョン」を本作で初使用。
切り札もフュージョンモンスターの獣戦士族スターキャットデストロイヤーとなった。
墓地から猫モンスターを2体まで召喚したうえで、攻撃力を2200(ニャンニャン)アップするという強力な効果を持つ。
※以下は遊戯王ゴーラッシュ‼第33話のネタバレを含みます
裏切ったように振る舞っていたが、かつてザ☆ルーグによりニャカヨシ星の父母含む彼女以外のニャカヨシ星人が全員氷漬けにされた過去があり、いつか復讐するための擬装だった。
その過程で地球に訪れてMIKに潜入し、蒼月マナブと出会い、いつか裏切るであろうために騙し利用することに心を痛め、マナブとのデュエルに勝ちはしたものの、ザ☆ルーグがマナブに見せようとしてた謎の箱をマナブが犠牲になる前に奪う行為におよんだ。
その後、中身をニャンデスターアイで透視したが、直接見ずとも氷漬けになってしまった。
実は地球に初来訪したとき霧島ロンドンと出会っており、彼に事情を話してザ☆ルーグに対抗できる戦士を見つけるための協力関係を得ていた。ロヴィアンはその後安立マニャのマネージャーをしながら宇宙人についての情報を集めて、地球に迷惑宇宙人監視機構MIKがあることを突き止め、彼女がMIKに入隊するきっかけを作っていた。
ちなみに過去の姿と現在の姿がだいぶ違っている事から、回想の時点では星が滅ぼされて早々に地球に来たように見えて実際は数ヶ月どころか本編開始する数年前であったらしく、地球に来たばかりの頃を見る限り、ズウィージョウが暗躍を始める前且つロヴィアン盗賊団結成前、もっと言えばマナブがMIKに入隊する前の時間軸である模様。
ニャカヨシ星が元に戻った際には、住人は当時と変わらない姿で成長したニャンデスターと再会している。
2年後において、この話の裏で本作における元凶の一人だったクァイドゥール・ベルギャーがズウィージョウの一団に交じって密航しており、ニャカヨシ星を訪れた際に彼の実験に巻き込まれる形で猫に変えられてしまった事が明らかとなった。
ニャカヨシ星について
名前の由来通り住人皆「仲良し」をモットーとしており、争いごとが無い平和を保っていた星。
それ故に勝ち負けと言う概念が存在せず娯楽に飢えていたと思われ、ある日ザ☆ルーグが現れ、彼によって齎された駒や面子と言った娯楽により皆勝負漬けとなり負けた者は例の箱で氷漬けになり壊滅した事が語られている。これらがトラウマとなり、ラッシュデュエルでルーグとの勝負に勝った事に対しては存在そのものを拒絶してしまった。ユウディアス達はラッシュデュエルが安全な物である事を証明すべく、平森みつ子とディノワのデュエルを見せてそれに感化された事で住人皆ラッシュデュエルを受け入れた様子である。
ユウディアス達が再びこの星に訪れた際、上城エポックが「過去に何も争いが無く平和を保てる訳がない」「そもそも『仲直り』の概念があるなら『対立・争い』があってしかるべき」と推理しており、この星の成り立ちに疑問を抱いていたが、続くエピソードにて理由が明かされた。
ニャカヨシ星ははるか昔、宇宙の果てから3つのゲームを取り寄せたのだが、このゲームによって利益などの理由から外の宇宙人の来訪による地獄のような争いが勃発。
たまりかねたニャカヨシ星人たちはあらゆる情報を遮断する「全宇宙情報遮断装置」を作り、惑星内外の行き来を断絶。
これにより、ザ☆ルーグが襲来するまでの間争いを逃れることになったのだが、それまでの間に世代交代が起きるレベルで時間が流れた結果、争いや勝負といった概念が廃れていったのである。