「飛んで陽に入る夏の虫!」
「あたしの強さは太陽神七人分よ! 覚悟しなさい!」
基本情報
種族 | 妖精(天道虫) |
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二つ名 | 遥か上を目指す天道虫(妖蟲大戦争エリア1)、危うすぎるバグフェアリーズ(同作エリアEX、ラルバとのタッグ) |
能力 | 春と秋に元気になる程度の能力 |
登場作品 | 妖蟲大戦争(エリア1ボス、エリアEX中ボス) |
テーマ曲 | 七つの太陽黒点 ~ Fixed Star Beetle |
概要
シャインレディバードは東方二次創作作品「妖蟲大戦争」に登場する「ナナホシテントウ」やその語源などを元としたオリキャラ。
エリア1「太陽の畑」のボスを担当する。(同エリアでは中ボスとしてエタニティラルバも登場する)
また、エリアEXではエタニティラルバとタッグを組んで中ボスを担当。
妖蟲大戦争の新規キャラの中では唯一昆虫以外に元ネタを持たないボスキャラクターである。
(前作の紙銀鱗雪と同じようなものである)
前作「東方居虫球」で起こった「虫の活性化異変」をきっかけに新たに生まれたテントウムシの妖精。
本来なら取るに足らない存在だが、とある事情からラスボスに目を付けられてしまった。
容姿
黒髪の三つ編みおさげに、より黒いバンダナキャップを着用した少女。
バンダナキャップは無地ではなく、白い模様が入っていたり結んだ先の部分の色がオレンジになっていたりする。
トップスは黒に近い灰色であり、下の方には黒い縞模様がある。
袖の部分はちょうちん袖で、ナナホシテントウのような模様が入っている。
妖精には珍しくズボンを着用しており、形状は公式でのリグルや鈴瑚が履いているようなショート~ハーフのバルーンパンツ。
オレンジの地に茶色っぽい模様が入っており、これはナナホシテントウの蛹に似たものになっている。
ナナホシテントウの妖精ということで背中にはそれに似た羽が生えているが、後翅に当たる部分は普通の妖精と同じようなもので、本来ナナホシテントウの翅にあるような筋は省略されている。
また、触角はナナホシテントウにはあまり似ておらず、上向きの矢印のようになっている。
妖精らしく低身長であり、前作で最も小さかったキャラよりもさらに小さい。
(こちらが裸足なのに対し、あちらはブーツを履いているためどっこいどっこいかもしれないが)
種族
公式キャラであるエタニティラルバと同じ昆虫型の妖精。
あちらが「変態・成長・再生」のアゲハチョウ型妖精なのに対し、こちらは「負の走地性(虫などが持つ上に向かう性質)」という「習性」のナナホシテントウ型妖精である。
実は居虫球で「虫の活性化異変」が起こるまでは別の負の走地性の虫型妖精がいたようなのだが、異変の影響でその妖精が妖怪にまで成長してしまい、その穴埋めとして新たに生まれたのがシャインである。
居虫球が初夏、今作が同年の真夏であることを考えると本当に生まれたばかりの妖精である。
後述のように人間たちから人気(≒信仰心)を得ているためか妖精の領域から外れかけているらしく、本来の性質とはかけ離れた太陽系統の力も使うことができる。
ちなみに人間から飽きられれば普通の妖精へと戻っていくようだ。
能力
「春と秋に元気になる程度の能力」
そのままである。
元になった虫であるナナホシテントウが夏眠(暑い時期は餌のアブラムシが減るため)と冬眠を行うことに由来する能力。
しかし前述のようにシャインは初夏に生まれ、現段階では「夏」しか経験していないので本当に春や秋に元気になれるのかは不明である。(能力名はあくまで自己申告)
人物
自己顕示欲が強く勝気で負けず嫌いな性格。あと泣き虫。
「天道虫(お天道さまの虫)」ということで自身の羽の七つの黒い星を太陽の黒点、そしてさらにその正体とされる太陽の神「八咫烏」に見立てて「強さは太陽神七人分」だと自負している。
もちろん生まれたての妖精にそんな力はない。
ナナホシテントウの妖精ということで妖精の中では人間に人気がある方。
(公式ではリリーホワイトが「人間に好かれる妖精」になっている)
人気が出たことで調子に乗り、自身を「福を呼ぶ太陽の虫」だと宣伝している。
人間の里以外ではひたすら木に登ったり空を飛んだりして上を目指して遊んでいるらしい。
「負の走地性」を持つためなのだが、疲れたら休憩をとるようだ。
同じ虫妖精のエタニティラルバとは知り合いのようで、真夏でも元気なラルバを羨ましがっている。
活躍
妖蟲大戦争でのシャインレディバード
前述の通り「とある事情」からラスボスに目を付けられて「現代流蠱毒」の招待状を受け取り、意気揚々と参加することになる。
そんな中で同じく蠱毒に参加中のリグルと遭遇するのだが、「妖精じゃん」と参加者ではないとみなされてスルーされかけてしまう。
招待状を受け取ったことを伝えたことでやっと戦闘が開始した。
途中、招待状を受け取りながらも観客側についたラルバが彼女の戦いを支援するためにリグルへこっそり妨害を仕掛けるも、結局敗退してしまった。
その後は
「こう暑くっちゃばてちゃって(弾幕も)ゆっくりにもなるわよぅ」
などと言い訳をしていたが、その直後に空が曇りはじめ「おそーい!」と天気に文句を言った。
さらに周囲のテントウムシたちが戦いを見てリグルの方に懐いたため、「天道虫はあたしなのにずるーい!」とまた不満を漏らすことになった。
実はリグルに敗北した後は口惜しさからわんわん泣いていてしまっていたようで、それを発見したラルバに慰められていた。
そして夜中に「リベンジしたい」という思いを打ち明け、まだ涼しい朝方(エリアEX)にラルバと共にリグルに襲い掛かって来る。
超強力な妖怪が近くにいたことによって、リグルと再戦する頃にはシャインもラルバも凶暴化していたのだが結局負けて撃ち落されてしまう。
この時リグルはその超強力な妖怪である姫虫百々世から逃げている最中であり、意図せずその邪魔をしたことによってリベンジ(復讐)は偶然成功してしまっていたのだが本人たちはそのことを知らない。
また、撃ち落されたことによって百々世の進行ルートから外れるという幸運にも恵まれたようである。
仮想スペルカード一覧
妖蟲大戦争
エリア1
虫符「七星天道の集団越夏」(episode2)
天道「レディバードプロミネンス」(episode2)
エリアEX
※すべてエタニティラルバとの合同スペルカード
協力技「ディスライクドオレンジ」(episode1)
合体技「弱肉強食追いかけっこ」(episode1)
「可愛い虫妖精のリフレーン」(episode1)
エリアCH
「クレイジーウィンタリングサンフロック」(episode2)
関連タグ
エタニティラルバ(公式の昆虫の妖精で知り合い)