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概要編集

初出は『カスタムロボV2』。

作中に登場する悪の秘密結社ゴライアスの総統ロクドウが開発したカスタムロボで、分類は「違法巨大自律機動型」


ロクドウが大病を患いカスタムロボにダイブ出来ない(=操縦出来ない)体のため、本人に代わる最強の自律機動型ロボを目指して開発された。


「自律機動型ではどうしても人の操作するロボの動きには及ばない。ならば機動力を捨てて最高の攻撃力と防御力を与えてみてはどうか」というコンセプトを追求した結果、

ジェイムスン本体は通常のカスタムロボを遥かに凌ぐ巨体最高クラスの防御力とがまん値に加えてHPがある限りどんな攻撃を受けてもダウンしない特性を持ち、

武器は全て高い攻撃力と通常の倍近い攻撃範囲を備えたもので揃えられている。

アタックは横回転しながらゆっくり前進するもので、不用意に接近すると大きく弾き飛ばされる。

設定上、空中ダッシュが1回だけできるがCPUが空中ダッシュをしないため見る機会は無い。


『V2』のストーリー中ではゴライアスの団員達から話を聞く事が出来るが、中にはジェイムスンの実験台にされボロボロにされたり怯えて隠れている者もいる。


名前の元ネタはSF小説の「ジェイムスン教授」シリーズの主人公で、

「非人間型の巨大ロボットをイメージしたが、出来上がったら別物になっていた」とか。


激闘!カスタムロボver.編集

『激闘!カスタムロボ』にて同名の違法ロボとして再登場。

飛行形態への変形機構が追加され、ライトニングスカイヤー型の違法ロボに再分類された。

さらに、Wi-Fiによるデータ配信を通してプレイヤーが入手出来るようになった。

外観の大幅な変更が加わり、直立した人型だったV2版を潰したような頭身になっている。

プレイアブル化に伴い小型化も行われたがまだ大きく、カスタマイズで他のパーツと組み合わせるとボディに対して武器が極端に大きくなったり、あべこべに巨大なボディに小さな手というアンバランスな見た目になったりとそのサイズ差がよく分かる。

公式サイトのコラムにおいても「対戦で使えるようにデザインを修正したのだが、それでもロボとしてはデカすぎるとスタッフに泣かれてしまった」と零している。


専用パーツ編集

ジェイムスン本体を含め構成するパーツは全て違法パーツで、改造元が存在しない独自の物を用いる。


ロクドウガン💀編集

地上では三角形の大きな弾を扇状に5×2連射、空中では時間差で発射される極太レーザーを設置する。

『激闘!』では地上撃ちと空中撃ちが入れ替えられ、極太レーザーは設置からU字型に変更された。


ロクドウボム💀編集

高威力広範囲のボムを横一列に4発同時発射する。当たると浮かされて追撃を受けやすい。


ロクドウポッド💀編集

ジェイムスンを模した大きな弾を最大3発発射する。

高速でホーミングしてくるためかわしづらく、さらに空中で撃つと山なりに飛ぶためカメラワーク次第で頭上からいきなり降ってくる。


ロクドウレッグ💀編集

常に浮遊して移動するようになる。(設定のみ)

膝から下を構成する通常のレッグと異なり、脚全体を覆い下半身が巨大なスラスターと化す特異な構造をしている。

『激闘!』では浮遊能力がジェイムスン本体に移ったため、ジャンプ前後の速度、地上での加速力・最高速の強化という控えめな性能になった。


関連イラスト編集

センシティブな作品

右は同作で初登場した「メイジェル」。

余談編集

比較対象とされる通常のカスタムロボは全長30cmの小型ロボットなので、ジェイムスンはゲームグラフィック通りなら2~3倍の60~90cmと実はちょっと大きいドローン程度のサイズ。

だがこれは言い換えると、小さい=狭い場所にも侵入可能、さらに体積=必要な材料=コストが少なくなるので量産の余地があるとも言え、実際『激闘!』では別の組織が警備用として配備していたものが2体続けてプレイヤーを襲ってくる。

それでなくとも空中から次々とビームや爆発物をばら撒く時点で十分強力で、兵器としてのポテンシャルは高い


プレイヤーが使えないカスタムロボとしてはシリーズ初。

このためか、通常プレイでは確認できない特殊な仕様が幾つか存在する、

・空中ダッシュは長距離を滑るように移動する後のスカイヤーダッシュに近い挙動となっている(V2の時点でライトニングスカイヤー型は存在しない)


・ダウンしないためガンによる攻撃を無効化するオーバーロードを受けつけない。ロクドウガンは明確な回避方法があるためそれ程脅威とはならないが、ホーミング性能の高いガンを装備させると迎撃不能、回避も困難と非常に凶悪な組み合わせになる。


・ダウンせずノックバックもしない仕様故にマグマに落ちると超高速で体力が削られるという弱点がある。ただし戦えるステージが制限されているためこの現象を確認するのは不可能。

(『BR』に登場するアール第三形態も同様の特徴があり、なおかつ入手可能なため通常プレイで発生させる事ができる(詳細は該当記事を参照)。

関連タグ編集

カスタムロボ 違法パーツ


アール(カスタムロボ)

『カスタムロボバトルレボリューション』で登場するボス機体で、こちらは正体不明の存在

端的に表現すると「ジェイムスンを小さくして機動力を与えたバケモノ」


ハドロン

『激闘!カスタムロボ』に登場する自律機動型ロボ。

犯罪組織『グレイバム』が密かに建造していた違法ロボで、人間が直接ダイブして操縦することが出来るが、他者の精神エネルギーを取り込むことで自立起動が可能になるとんでも仕様となっている。

簡単に説明すると、「他人のエネルギーを取り込むことで完全な自律機動を可能にする怪物」

ジェイムスン程ではないが、他のロボより一回りデカい事と、専用パーツをスカイヤーダッシュせずに撃つと異様に長い排莢動作があるという妙な弱点がある。


兵器 ボスキャラ

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