概要
始新世、3,450万年前から3,600万年前までのニュージーランドに生息していた古代の大型ペンギンで、コウテイペンギンに似ているが全長は140cmから160cm、体重は80kgから90kgとコウテイペンギンよりずっと大きかったと思われる。
人類が登場する遥か以前(当時はまだヒト科すら生まれていない時代)に滅びたため詳しい事は分かっていないが、地球の温暖化により大型の海洋生物が減り小型のペンギン群やイルカといった動物との生存競争に負けたと考えられている。
ちなみにニュージーランドはペンギン属の故郷とされている。