ジャスティン(グランディア)
じゃすてぃん
『グランディア』に登場するキャラクター。
CV:瀧本富士子
人物
メッシナ大陸の港町・パームに住む14歳の少年。
料亭「うみねこ亭リリィ」の女将であるリリィの一人息子。
やんちゃな性格で、冒険ごっこと称して町の立ち入り禁止場所に立ち入って怒られたり、探検家ごっこと称して人の家の倉庫で宝探しをして怒られたり、他にも数々のイタズラをしては近所を困らせている。ジャスティンの父親は冒険者であり、遺跡調査に赴いては遺跡の出土品を幼いジャスティンへお土産として持ってきていたらしい。
ジャスティンの血筋には冒険者が多く、メッシナ大陸で一番高い山に登った曾祖父、サルト遺跡を発見した祖父、エンジュール神話に連なる精霊石や、プーイのような珍しい生き物を新大陸で多数発見した父の功績に憧れており、近代化と工業発展で冒険者や探検家といった職業が消えつつある時代にもかかわらず、自分も将来は冒険になって世界的な発見をしたいと考えている。
古代文明にも興味を持っており、良く足を運ぶバール記念博物館の館長とは仲がいい様子。
神話の中に登場する石である「精霊石」の欠片を父の形見として持っており、この精霊石が本物であると信じている。
お人好しのお調子者として物語の中では書かれているが、実際は繊細な心を持った少年である。
コンセプトは、やんちゃな男の子を演じている女の子。
ジャスティンは女性名でもある。
学術研究の為に訪れたサルト遺跡の最下層で、ジャスティンが持っていた精霊石が鍵となって遺跡の装置が起動。アレントと呼ばれる場所に存在する少女・リエーテの幻影を見る。彼女から語られた「エンジュール文明は実在する」という言葉が、ジャスティンが大冒険を始めるきっかけとなる。
仲間と共に旅を進めるにつれ、エンジュール文明の繁栄と滅亡の歴史を知ることになり、使命感を抱き大きく成長してゆく。
ゲーム内での性能
武器 :木の棒
頭防具:ゴーグル
体防具:冒険服
腕防具:まな板
足防具:スニーカー
装飾品:勇気のバッジ
習得必殺技
- Vスラッシュ
- 燃費のいい基本技。正面の敵をV字に切りつける攻撃。元ネタはどう考えても当時子供に大人気だったアレ。
- 次々回作グランディアエクストリームの主人公エヴァンも似たような技を使用する。
- Wブレイク
- V字斬りを2回連続で行うVスラッシュの強化版。メッタ斬りだ! 2倍斬っているように見えるが、威力はVスラッシュと全く同等なので基本はVで十分。しかし、こちらはキャンセル効果がある為、低燃費のキャンセル技として終盤に役立つ。
- ショックウェーブ
- 天空剣
- 紅蓮剣
- 氷河斬
- 雷鳴剣
- 竜陣剣
- 剣を地面に突き立て、自分を中心に陣を描いて全体を吹き飛ばす爆裂技。ガドインに一騎打ちで勝つと伝授される全体攻撃技。直伝の奥義。ジャスティンの方が攻撃力が低い分、ガドインほどの威力は出ないが、武器&火属性&土属性の3つにスキル経験値が入るため、育成には向いている。
- シリーズの看板技であり、次回作以降も「竜神剣」にちなんだ技が多数登場する。
- 不死身のオーラ
- 天地神明剣
- ジャスティンの最強必殺技。地面に突き立てた剣を中心に青色の波動を放つ必殺技。消費SP、威力、キャンセル率ともに最高級の全体攻撃。これを習得するのは大変。セガサターン版は竜神剣を青くしただけのエフェクトだったが、PS版では手が加えられ、光の模様がジャスティンを中心に広がるような演出となった。
- BG版RPG・グランディアパラレルトリッパーズでは、携帯機固有のカナ文字制限からほとんどの必殺技名がひらがなかカタカナに置き換えられている中、この技だけ漢字で表示されるという豪華さである。
主人公だけあって、普通に育てていればパーティ内で1番の能力値になりやすい。
装備可能な武器は、剣・斧・メイス(杖)の3種類で、剣のスキルレベルを鍛えていくと素早さが、斧を鍛えると攻撃力が、メイスを鍛えると防御力が上がる。一つの武器種に肩入れして伸ばす手もあるが、バランスを考えるなら3種類とも伸ばした方が結果的に隙の無いステータスになる。
ストーリー中で拾える(買える)武器の中で強い武器を装備していくスタイルだと、斧のスキルばかりが上がりやすい傾向があるが、最終必殺技である天地神明剣の習得を目指すのであれば、武器3種類のスキルレベルを全て30まで上げる必要があるので気にしておこう。
魔法は燃費のいいものを多く覚える傾向にあるが、回復魔法や補助魔法も低性能低燃費なものばかり覚える傾向にあるため、序盤のうちにマナエッグを使って習得する方が適している。基本的には高い攻撃力を活かした通常攻撃と、必殺技でダメージを稼ぐのがいいだろう。