概要
KUWATA BANDの楽曲。自身の3作目のシングルとして、タイシタレーベルから7インチレコードで1986年7月5日に「MERRY X'MAS IN SUMMER」(2枚目のシングル)と共に発売された。
作詞・作曲：桑田佳祐
編曲：KUWATA BAND
タイトルの「スキップ・ビート」に深い意味はなく、ただスケベと語感が近かったからという当て字の英語である。桑田は仮歌の段階でサビを「スケベ〜スケベ〜」と繰り返すフレーズに決めていた。
女性器を意味する「割れたパーツ」、陰茎を意味する「ジュニア（日本語での隠語である“息子”）」、女性の喘ぐ様子を意味する「Woman, Say!!」など、タイトル以外にもエロティックなワードや比喩が歌詞に散見されている。
オリコン週間チャートでは念願の一位を獲得。桑田の音楽キャリアではサザンオールスターズを含めても初めての事だった。
KUWATA BAND解散後もソロライブなどで度々歌われるほどの人気の高い曲である。また、SuperflyがCDやライブ、果ては「僕らの音楽」でカバーしたり、J.Y.Parkが「アジア人でもブラック・ミュージックをパフォーマンスすることができるんだ」とアレンジ面のクオリティに衝撃を受けるなど、あのような歌詞にもかかわらず男性ファンだけでなく女性層や海外からも音楽的なセンスを評価する声が多い。オリコン一位と同様にこれは桑田の人柄・キャラクター・音楽センス・信頼と実績による紛れもない奇跡である。
