概要
ドラコ・マルフォイとアストリア・グリーングラスとの間に生まれた一人息子。
アルバス・セブルス・ポッターとローズ・ウィーズリーとは同級生。
外見は学生時代のドラコと瓜二つだが、性格や思想は著しく異なる模様。
「HarryPotter and the cursed child」にて、スリザリンに組み分けされた。
アルバスとは親友である事が描かれている。パンが好物。
ローリング女史によれば「息子のスコーピウスは家風に反発し、ドラコにとっていい薬となるだろう」とのこと。
因みに名前の「スコーピウス」は父親と同じく、祖母の血筋の伝統からか、星座が由来であり、意味は「さそり座」。ミドルネームの「ヒュペリオン」はギリシア神話の神・ティーターンからの由来であると思われる。意味は「高みを行く者」。
関連タグ
ハリー・ポッターシリーズ 孫世代 アルバス・セブルス・ポッター
ネタバレ
⚠︎この記事は「Harry Potter and the cursed child」の内容を含みます。
スコーピウスにはある噂がある。
それは彼が「Son of the Dark Lord」…闇の帝王の息子ではないか、というものである。
それは、スコーピウスの両親であるドラコとアストリアの間には子供が出来ず、力のある後継者の望みが無かったために、マルフォイの純血の家系が途絶える事を危惧した彼の祖父・ルシウスとドラコは、逆転時計を使い、アストリアを過去に送り込み、その過去でヴォルデモートとの子供を身篭らせたという考えからきている。
ただ、この噂はスコーピウス本人によって否定されている。
また、ドラコ本人からのアストリアの話も、その噂とは180°違うことが分かる。
そしてスコーピウスを嫌っており赤の他人であるローズ・ウィーズリーからも、この噂については「It's probably rubbish」…「十中八九、その噂はくだらないものである」と言われている。
付け加えるなら、「スコーピウスには鼻があるから」…おそらく、「闇の帝王は蛇顔だ(=蛇には鼻がない)が、彼は蛇顔ではないから」である。
事実、これはかつてのマルフォイ家の印象からくる風評被害であり、該当する闇の帝王の子供は他にいた。(結局鼻あるじゃん…。まぁ闇の帝王の顔がああなったのは後天的にではあるし…。)