概要
初登場は『ドラゴンクエストⅥ』。以降本編では中々出番が回ってこない。
…が、その『ドラゴンクエストⅥ』においては場違いな強さでプレイヤーを苦しめる。
初登場は地底魔城。以降はムドーの城や洗礼のほこらでも登場する。
最大二匹で登場するが、HPや防御力が地底魔城の雑魚としては段違いで、ムドーの城でもそれほど見劣りしない堅さを誇る上に呪文にも総じて強い。しかもこのころはダーマ神殿が利用できないので攻撃リソースも限られる。
それに加えてこいつらはパーティー全員にダメージを与える「ベギラマ」を乱発してくる。当然この時期は耐性防具も種類が少なく、カジノで頑張れば「プラチナメイル」がある主人公とハッサンはともかく、「せいれいのよろい」は1着しかない為、彼らより撃たれ弱いバーバラかミレーユはどちらかが「ベギラマ」が素通し状態となり下手をするとあっと言う間に焼き殺される。
「ベギラマ」の陰に隠れがちだが「アストロン」も地味に厄介で、仕掛けた攻撃がいなされて他のストーンビーストに攻撃され放題という事態も起こってしまう。
チャモロが加入すれば、「ゲントのつえ」のおかげで消耗を抑えられるのと彼が無条件で覚える「マホトーン」が比較的効きやすいおかげで大分戦いやすくはなるが、それでもムドーの城の他の雑魚と組まれて出られた時には手ごわいのは変わりない。
真正面から挑んでも逃げるを選んで失敗した後のダメージ双方ともに消耗が激しいという本作のトラウマメーカーの一つ。
リメイクだと
HPはやや下がったが「ベギラマ」は健在であり、しかもエンカウント時に三体同時出現するようになった。「ベギラマ」3連発とかされたら、バーバラ辺りは「せいれいのよろい」を装備してももたないかもしれない。
ストーンビースト系のモンスター
『ドラゴンクエストⅥ』では通常遭遇の上位種として「じゃしんぞう」「ウィングデビル」が、固定出現のボス敵として「ヘルビースト」「ホラービースト」が登場。
続く『ドラゴンクエストⅦ』でも同一デザインの色違いが複数登場するが、『ドラゴンクエストⅥ』での基本種(系統最下位種)だったストーンビーストは登場せず、通常遭遇となったヘルビーストの下位種として「リビングスタチュー」が新たに登場。
各種の詳細は「ヘルビースト」の記事を参照。