概要
うさぎ又はカエルのような足が生えているスライム。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』で初登場。
当初の公式はおそらく「うさぎの足+スライム=可愛い」として可愛い枠での人気を狙っていたのか、Vジャンプでも「かわいいスラッピーにも会えるぞ!」と書かれてたようなのだが、スラッピーが初登場したDQM1でスラッピーを見たプレイヤーからの反応や感想は「キモい」であった。
Google等の検索で「スラッピー」のサジェストで「キモい」が出る程である。(ただし、この検索候補としてはあるホラー作品に『スラッピー』というキャラがいる為、こちらの影響も出ている)
ちなみにGB版のフィールド上のドット絵も小さいうえに足が表現し辛いのが災いして、こちらもまた妙にキモいものとなっている。
しかし敵としては修得特技がやや厄介なのを覚えるものの突発した強さはないのでPS版まではそこまで話題にはならなかったが…
大魔王スラッピー
『テリーのワンダーランド3D』ではメガボディ持ちのモンスターとして、異様にデカくなった。ちなみに、PS版のテリワン&イルルカでのモンスター図鑑ではSサイズとあったのでテリワン3Dでサイズ変更されたことになる。
比較対象のテリー等の差は、おおよそこのぐらいである。
そう、キング系のスライムたちよりもデカいのである。
それに加えて小さいスライムが地上から見上げる前提のテクスチャを流用した結果か、よくよく見ると目の焦点が絶妙に合ってなく、また妙にツヤツヤしてたりで余計にキモくなっている。
そんな訳で『きょじんの扉』でのフィールド上でその巨体でピョンピョンと飛び跳ねるスラッピーの姿はプレイヤーに更に衝撃を与えた。
その結果、今度は検索候補やプレイヤー等の声に「怖い」も上がるようになった。
そして同作で初登場した大魔王の右手、大魔王の左手(というかデスタムーアの手)と色が類似していたことから、両側に置いて大魔王スラッピーというネタパが出来た。
なお公式スタッフはスラッピーの路線変更は承知の事だったようで、次作のイルルカでのモンスターリストでは『その姿は、夢見がちな子供たちにトラウマを与えるという』と書かれてしまっている。
後にテリワンだけでなくイルルカでも公式が関わってる『公式最強+ガイドブック』でしれっと大魔王スラッピーに関する画像が貼られていた。
更に後に販売された『ドラゴンクエストモンスターズ 20thアニバーサリー モンスターマスターメモリーズ』でも大魔王スラッピーが一時的に流行ったネタと記載。やはり公式から認識されていたのであった。