概要
『ドラゴンクエストⅡ』で初登場したスライム系モンスター。以降のシリーズにもよく登場している常連の一匹。
最近ではスライム系ばかりでる稼ぎエリアに出てくるために一部で嫌われていたが、スタッフもそれに感づいてからか『ドラゴンクエストⅧ』の終盤では稼ぎエリアに一切出なくなってしまった。とても常連モンスターとは思えない仕打ちである。
ドラクエにおけるスライム本種がしずく型の体型なのに対し、コイツの場合は生卵を思わせる体型をしており、従来のスライム系に立ち返ったようなデザイン。「バブル」は周囲に浮いている気泡が由来らしい。
毒使いスライム
元々毒沼から生まれたので、ナンバリング・モンスターズとも相手を毒状態にする攻撃を得意とするが、その方法は噛みつき攻撃だったり気泡を飛ばして浴びせるスタイルだったり。
ちなみにドラクエでの毒はナンバリングの場合は移動中にダメージを受け、モンスターズでは戦闘中にジワジワとダメージを与えるものとなっているが、毒ダメージは最大100まで。ジワジワ削られるのは決して無視できないとはいえ、結局は大したことないので毒特化の特性が活きることはあまりない。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』では天井からいきなり降ってくる軟体動物のような扱いをされている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では殴られるとたまに相手を毒にするどくどくボディ持ちで、さらに強種族になると通常攻撃でたまに毒にする「どく攻撃」持ちになるため、わざわざ毒系の攻撃を覚えさせなくてもよくなった。またドルマブレイク特性があるため、適当なモンスターからドルマ系スキルを持ってこよう。
もちろん、毒耐性は完璧である。
DQ6では毒が原因で友人が少ない事を嘆いているが、毒など気にならないであろうゾンビ系の皆様なら暖かく迎えてくれるんじゃなかろうか。
同系統のモンスター
キングスライムのバブルスライムバージョンとでもいうべきモンスター。バブルスライムがスライムを真似て合体した姿なんだとか。
何気にキングスライムより高ランク扱いで、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』におけるスライム系位階配合最上位モンスターである。同じキング化モンスターでもぶちキングはキングスライムより低ランクというのに凄まじい優遇っぷり。
バブルスライムがキングスライムを真似た…とあるが、バブルスライム4体配合では作れず、その配合で作る場合は2匹キングスライムを混ぜる必要がある。
ステータスは素早さこそバブルスライムより低いものの、HP上限が1000を超えるほど高く、かしこさも大幅に勝っているため強力。所持スキルはため息。もちろんどくどくボディ、どく攻撃特性は持っている。
さらに毒耐性だけでなく、マヒ耐性も得た。
綺麗好きらしいが、その涎をどうにか…。
姿はバブルスライムと似ているが、メタルスライムの一種である。
何かと嫌われているバブルスライムに対してこちらは非常に人気者(ただし逃げられるなどして、一時的にでも憎悪を抱かれた回数ははるかに上である)。バブルスライムの経験値とは雲泥の差。
小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』ではバブルスライムが精霊神ルビスによって浄化されたという出自になっている(「天界からはぐれた」ということで「はぐれメタル」とのこと)。
詳細についてはリンク先を参照。
『ドラゴンクエストⅪ』にて物凄く久しぶりに登場した新しい色違い。赤色をしている。
「オイルをとばす」という、こちら側誰か一人の炎属性を弱体化させるという嫌らしい特技を持っており、それでいて炎技を使うじごくのおくり火を呼んできたりと中々危険な敵。
他作品では『ドラゴンクエストライバルズ』『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP』に登場。
ぬかどこスライム
キノコが生えた亜種バージョン。
関連イラスト
他作品のバブルスライム
バブルスライムといえばドラゴンクエストの魔物を指す場合がほとんどだが、他のRPGにも同名のものが出現する例がある。
「バブリースライム」の表記が用いられることも多い。バブル(bubble)は「泡」を意味し、形容詞のバブリー(bubbly)は「泡立つ」となる。