概要
主人となる悪魔に仕える存在で、作中での略称は『SD』。
主人の命を守るのはもちろん、風評、格式、身だしなみに至るまでその一切を守り支える役割を担っており、日々の仕事はどれも手を抜くことはない。
サリバンのSDで、イルマの世話をするオペラも普段から屋敷の清掃や料理・洗濯など家事を一手に背負い、さらにはサリバンの秘書の仕事までこなしている。
オペラは「他者への情がひどく薄いこの魔界において『仕える』というのは、己のすべて、血の一滴から爪の先に至るまで全部捧げて注いでしまってもこの方ならそれ以上に応えて下さると信じて信じて信じ抜く『期待』と言う名の依存こそ、仕えることの本質」と語っている。
主な該当者
サリバン家に仕えるSD。
サブノック家に仕えるSD。サブノック・サブロの幼少期から仕えている。
イルマの一学年下の後輩で、フィーネ・マリアンヌに仕えている。同じSDのオペラのことは畏怖している。
悪魔学校バビルスの教師寮の管理人。「影魔のオトンジャ」の異名を持ち、魔界歴史学担当で教師統括のダンタリオン・ダリに仕えている。
- ミギとダリ
ロノウェ・ロミエールがいつも連れてる2人組。作者によると「基本的にロミエール家の屋敷にいるSD見習い」との事。(参照)
- 爺や
ビーム家に仕えていたSD。
ジュダインが描いた絵を最初に見た人物であるが、あまりの恐ろしい絵に気絶し、そのショックからかSDを辞めてしまったという。