概要
セバスティアン・フォン・ミューゼルとは、『銀河英雄伝説』のキャラクター。
ラインハルト・フォン・ローエングラムとアンネローゼ・フォン・グリューネワルトの実の父親。
作中では既に故人。
帝国騎士という身分ではあるが、名ばかり貴族でたいそう貧しく、酒に溺れる日々を送る。
アンネローゼが後宮に入ることになった時も嬉々としてお金で娘を売り飛ばしたとラインハルトに考えられており、もらったお金もお酒に消えて結局亡くなってしまう。
だが外伝などでは、妻の死が貴族の交通事故によるもので、揉み消されたことで酒に溺れてしまった描写が描かれている。
余談
2011年に上演された「舞台 銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編」では、特別出演として長年ラインハルトのCVを務めた堀川りょうが「ラインハルト父」を演じている。
その際にラインハルトを演じたのは松坂桃李で、幼少期や「黄金の翼」の緑川光を除けば他の人物がラインハルトを演じるのは初であったため、ラインハルト役を託すという意図が含まれているかもしれない。