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ソルギャロップ

そるぎゃろっぷ

ソルギャロップとは、特撮テレビドラマ『特救指令ソルブレイン』に登場するマシンの一つ。
目次 [非表示]

全高:1,370mm

全長:4,030mm

全幅:1,760mm

総重量:1,550mm


概要編集

ソルブレインに配備された緊急車両の一つで、ソルブレイバーこと西尾大樹が運転するスーパーパトカー。ソルブレイバーに合わせた青基調のカラーリングと、リアに取り付けられた楕円形の回転灯、そして後述のベース車に由来したガルウィングドアが特徴である。

摂氏4,000℃の耐熱力を備えたボディに、水素燃料を用いた高性能ハイドロ・タービンエンジンを1基搭載しており、走行時の最高速度は780km/hにまで到達。遠隔操作による無人走行も可能である。

通常はソルブレイン本部のガレージに駐車されており、事件発生の際にはそこから出動するが、現場が遠隔地の場合は大型母艦のソリッドステイツ-I(SS-I)に搭載・運搬されることもあり、その際には現場到着後にSS-Iのラダーを下ろし、その内部をスロープとして駆け下る形で発進する。


前身となったウインスペクターウインスコードと同様に、車内での強化スーツ装着機能も備わっており、ダッシュボードにあるスイッチを操作することで、運転席にいる大樹にソリッドスーツが装着され、ソルブレイバーへの変身(プラス・アップ)を完了する。

それに合わせてソルギャロップ自体も、ベース車の名残をほぼそのままに残した通常時から、プラス・アップ後はボンネットからフロントガラスを大きなキャノピーで覆った、近未来的なスタイルへと変化。さらにリアタイヤにもカバーが配される。


(※ 作中ではマシンの変形プロセスは描写されず、プラス・アップと同時に変形が完了した状態とされている)


備考編集

ベース車両となったのはトヨタ・セラ

劇用車は変形前後で共用とされ、特徴的な変形後のキャノピーはアクリル板を真空成形した一枚成形のパーツを装着することで再現されている。パーツ製作にはお面工場の真空成形機も活用されているが、素材の厚みゆえに機械が故障するというトラブルも発生したという。


放送当時には、小サイズのアクションフィギュア「ミニットブレイン」シリーズの一商品として玩具化もなされ、単品版の他にソルブレイバーとのセット版も発売された。

概ね1/24サイズで統一されている同シリーズであるが、このソルギャロップのみ若干ながらサイズが小さめとなっており、そのためかソルブレイバーのフィギュアを乗せる際には、一部のパーツを取り外す必要があることが、取扱説明書にも明記されていたりする。

また、前述したプラス・アップ前後の変形機構は商品では再現されておらず、変形後のスタイルでの商品化とされている。当時バンダイの担当者として本作に携わった野中剛も、この点については心残りであると後年のインタビューで言及している。


関連タグ編集

特救指令ソルブレイン

ソルブレイバー トヨタ・セラ

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