概要
声:加藤精三
バリアブル・レスキュードロイド。人工知能を持つが製造されてからまだ三ヶ月ということもあり、前作のサポートドロイド達と比べ無邪気で幼い面が目立つ。
消火ノズルやウインチなど様々な装備を有しており、主に大災害の現場で活躍する。
消火ノズルから発射する消火ビームは消火だけでなく、犯人を傷つけず制圧することも可能。
その頑強な巨体を生かし、爆発から身を挺して仲間や救助者を守ることも多い。
走行形態としてドーザークローラーに変形できる。ブレードと大型ドリルで瓦礫や壁を物ともせず突き進むことが可能。
前述のようにまだ幼い心を持っているため、当初は変形することを受け入れられず「人間は手や足が現れたり消えたりしない」と拒んでいた。しかし本部長正木俊介の「心まで変形するわけではない」という言葉により変形に自信を持てるようになった。
第31話では同じく人工知能で動き、少女のような人格を持つ未来車(カー)T-01と心を通わせるも、彼女は「お父さん」と認識していた製作者である南部を殺害されたために怒りの余り犯人を殺害。さらに犯人グループから耐久テストとして高圧電流を受け続けたことで、「人間なんか皆殺しにしてやる!」と叫び無差別殺人も躊躇しない狂った機械と化してしまう。
南部の妻の「破壊してください」という願いを受け、ソルブレイバーがT-01にギガストリーマーを向けた瞬間、「私がやります!」と自らの剛腕を叩きつけ彼女に引導を渡した。
ラストシーンではT-01と共に聞いた童謡を一人寂しく口ずさんでいた。
「シャボン玉消えた……飛ばずに消えた……」
最終回でソルブレインの解散後は、ロボットであるにも拘らず、量産された改良型ソルブレイバーのスーツの指導教官として亀吉と共に都内を回る事となった。
なお、スペース・スクワッドの時代においては現在、どうしているのかは不明。
余談
声を担当する加藤精三氏は、特撮では数々の悪役を演じてきた大御所として有名である。善玉も無いわけではないが、ソルドーザーのように無垢で純粋なキャラクターは非常に珍しい。
ドーザークローラーへの変形バンクは1990年代初頭としては非常に珍しいフルCGで表現された。
関連タグ
メガトロン…中の人が同じロボットキャラだが、色々と真逆。
デバスター…中の人が同じで建設車両モチーフではあるが、やはり色々真逆。