「泣くか泣かないかじゃない、本当に泣くべき時に泣けるかどうかだ。真の勇者の叡智は…」
演:中山幸一
概要
ソルブレインの行動隊長を務める警視正であり、ヘビータイプのソリッドスーツを装着してソルブレイバーにプラスアップする。
ソルブレイン所属以前にはFBIで訓練した経歴を持っているほどの優秀な人物だが、決して冷徹な人物ではなく、過去に補導した不良少年が事件を起こした際には過去に教師から体罰を受けていた彼を擁護しつつも、公正を心から願っていた。しかし、犯罪者にまで感情移入してしまう優しさは甘さとして彼の弱点にもなっており、事実、一定時間が経過すると爆発する爆弾を埋め込まれ、事故死した日本人の頭脳を使って製造されたロボット「メサイヤ」を破壊しようとする竜馬の非情さに食ってかかった事も。優しさに触れたメサイヤが人気のない場所での自爆を選んだからよかったものの、一歩間違えれば多大な犠牲が出ていたことは想像に難くなく、人々の安全と平和を守るソルブレインとしては失格だったと言わざるを得ない。
それでもスーツの活動限界時間を超えてなお、救助活動をする事も厭わない、不良少年を「勇者」と慕う少年たち、そして彼自身を非行から足を洗わせるために敢えてみっともなく泣くよう頼み込む(上記のセリフはこのシーンのもの)などレスキューポリスシリーズの主人公としての信念は紛れもなく本物であり、これこそがソルブレイバーに選ばれた西尾と選ばれなかった偽ソルブレイバー/笹本勝彦を大きく分けた点といっても過言ではない。正しく「人の命と心を救う」というこの作品のテーマに相応しい人物である。
最終回でソリッドスーツが量産されてからは、後進育成の為に大阪へ異動する事となった。
なお、スペース・スクワッドの時代においては現在、どうしているのかは不明。
関連タグ
特救指令ソルブレイン ソルブレイバー ブルーヒーロー 警視正