概要
いずれも体長28~33cm、尾長17~26cm、体重約0.7~1kgほど。
トガリネズミを大きくしたような外見。鼻は軟骨質で突出し、よく動く。
四肢には5指があり、爪が長い。指だけを地につけて歩く指行性で、常にジグザグに進む。離乳していない幼獣は母親の乳首に噛みつき引きずられながら移動する。
夜行性で地上を徘徊し、昆虫やミミズ等を捕食する。唾液に毒があり、獲物の動きを止めるのに役立てている。
名前の由来
ソレノドンはラテン語で「溝のある歯(ソレノ=溝、ドン=歯)」。
主な種類
ハイチソレノドンとキューバソレノドンの2種がある。
キューバソレノドンは1890年代から目撃例がなく、絶滅したと思われていたが、1970年に再発見され、生存が確認された。
- キューバソレノドン(メイン画像)
- ハイチソレノドン