カルドハイム出身のエルフの]]プレインズウォーカー]]の男性。赤褐色の髪と尖った耳を持つ。露出した筋骨隆々の上半身には、星界の大蛇コーマを象った紫の刺青が彫られている。
偉大なエルフの王である兄であるヘラルドにコンプレックスを抱きながらも尊敬しており、自身も恐るべき戦士である。
物語開始時点でプレインズウォーカーになっており、ゼンディガーを訪問したことがある。
性格
端的に表現するなら腕がたつ愛すべき馬鹿。
いったいどこからそんな自信が来るんだという程にアグレッシブで、(それを自て元できるだけの力量は備えているとはいえ)自分の成してきた偉業について堂々語ることを憚らない。そして善良で寛大な彼は自分を称えるのと同じぐらい戦友の偉業をたたえることも惜しまない。
しかし、この性格のおかげでティボルトが身に着けた『絶望と疑念を増幅させる魔法』に対して完全を無力化でき一緒に共闘してその魔法に取り込まれピンチに陥ったケイヤやエルズペス・ティレルを救い自らも因縁つけられたティボルトを返り討ちにしたのだから侮れない。
また、カルドハイムをこよなく愛しており訪れたケイヤから手ほどきを受けているが、その際に「気に入らぬ方向に世界が転じたならすぐに消える。面倒事になればすぐに消える。貴女とあのティボルトも、結局は大差ないということだ。それがプレインズウォーカーというものであれば、私はその一員にはなりたくない」ときっぱり言い放つなど、かなり高潔な性格。とはいえ、彼女が共闘したこと自体は素直に感謝しており、新ファイレクシアとの戦いでも率先して前線に赴き仲間をたびたび救うなど、コミュ力はピカ一。
極寒の地の出身なのに常に上半身裸ということもあり周囲からたびたびツッコまれはするものの、チームの輪は乱さず戦う好漢である。世代が近い漆月魁渡とはタイヴァーがボケて魁渡が突っ込むといういいコンビ。
カード性能
タイヴァー・ケル
マナコスト | (2)(緑)(緑) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー ― タイヴァー |
初期忠誠度 | 3 |
能力 | あなたがコントロールしているすべてのエルフ(Elf)は「(T):(黒)を加える。」を持つ |
[+1]: エルフ最大1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは接死を得る。 | |
[0]:緑の1/1のエルフ・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。 | |
[−6]:あなたは「あなたがエルフ呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、それは速攻を得る。あなたはカード2枚を引く。」を持つ紋章を得る。 |
エルフを取り扱うことに特化したカード。初登場の時点で本人は緑だが黒要素も含んでいる。
歓喜する喧嘩屋、タイヴァー
マナコスト | (1)(緑)(黒) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー ― タイヴァー |
初期忠誠度 | 3 |
能力 | あなたはあなたがコントロールしているクリーチャーの能力を、そのクリーチャーが速攻を持っているかのように起動してもよい。 |
[+1]:クリーチャー最大1体を対象とする。それをアンタップする。 | |
[−2]:カード3枚を切削する。その後、あなたの墓地にありマナ総量が2以下であるクリーチャー・カード1枚を戦場に戻してもよい。 |
ファイレクシア:完全なる統一にて、完成化を免れたプレインズウォーカーの一人として登場。
同セットでカード化されたプレインズウォーカー10人は同セットにて新ファイレクシアに完成化さられた姿が描かれているボーダーレスマンガ版カードの特別版イラストも存在する。なお先に10人のイラストが先行公開され、内5人は本当にストーリー内で完成化させられると公表されたのだが、完成化は免れ「if」の姿止まりとなった。