概要
ジュラ紀後期アメリカモリソン層(層序帯2)から産出しているコエルロサウルス類。
2007年の系統解析では基盤ティラノサウルス上科、2010年の系統解析では基盤コエルロサウルス類という結果が得られている。
2005年、ケネス・カーペンターらにより記載。
ホロタイプTPII 2000-09-29は頭骨および上顎骨、複数の頭蓋後の骨格で構成される。推定全長は約3.3mで、亜成体と推測されている。
クリーブランドロイド採石場からはより大型の個体を示すとされる前上顎骨が産出しており、この個体は全長4mと推定されている。グレゴリー・S・ポールは同程度の大きさで体重120kgと推定している。
2019年の論文では現代のピューマやオオヤマネコに相当する捕食動物と推測されている。