概要
イラストレーターのアタモト氏が2016年4月頃より自身のTwitterアカウントで投稿を始めたゆるカワイイ4コマ漫画の人気に火が付き、同年11月にはリラクトコミックスより絵本が出版と同時に雑貨店でのキャラグッズ展開が開始され、翌12月にはイラスト展が開催されるなど2016年末に集中的なキャンペーンが実施される。
どこか抜けているタヌキとゆるく素直になれないキツネの掛け合いがストレス社会で生きる現代人のハートをわしづかみにして次第に認知も広がり、アニメイト傘下のフロンティアワークスがコンサルを担うようになってから東洋水産・ローソン・明治など積極的な企業コラボが図られている。よく伸びる。
2017年11月・2018年11月に一番くじがそれぞれ全国展開された。
物販面では2018年~2019年にかけて全国を巡る『タヌキとキツネ展』が実施され、東京駅一番街いちばんプラザでも2018年12月~2019年1月と2020年1月に期間限定でポップアップショップが設置されている。
作品内容
ある日まだタヌキとキツネが小さいころ、タヌキ山に1匹のキツネが迷い込んできた。それをきっかけにキツネは住んでいるキツネ山とタヌキ山を行き来して遊ぶようになった。そして2匹がかなり大きくなったころ、タヌキがキツネに日が落ちたが山にまだ帰らないのかと尋ねると、「キツネはタヌキ山に住むことにした」と答えた。理由は面倒くさいから。山で暮らす2匹と仲間たちのほっこりとした日常が始まる。
タヌキとキツネの仲間たち
タヌキ
子どもの頃からキツネとは仲が良く、どこかぬけているところがありマイペースでのんびり屋。キツネやクマに引っ張られ餅の如くよく伸びる。食べ物が好きでおにぎりをよく食べているが基本的にどんな食べ物も好き嫌いはないよう。オオカミに懐いている。
キツネ
子どもの頃からタヌキと仲が良く、タヌキ相手にいたずらをしかけたり引っ張ったりする。タヌキが他の相手に興味を示したりすると引き止めたり連れ戻したりけっこうやきもちを妬く。他にも、落ち込むタヌキにおにぎりをあげたり、タヌキを引っ張ったクマに怒ったり、なんだかんだ言ってタヌキは大事な相手と感じているよう。いなりを好物としている。
オオカミ
無口でいつも1匹でいる。最初の方はかまってくるタヌキをあまり気にかけていない様子ではあったが、徐々に寝ているタヌキとキツネに毛布を掛けなおしたり、タヌキを背中に乗せてあげたりと相手をしてあげるようになる。最近はタヌキがどこまで伸びるのか気になっている。餅が好きな様子。
クマ
タヌキやキツネが遊んでいると時々現れる。2匹と仲良くなりたいと思っており、凄まじい力の持ち主で本人は軽くしか力をこめていないようだが、タヌキを引っ張ればキツネの倍は軽く伸び、抱きしめればタヌキが苦しがり、頭を撫でようとしてもタヌキの顔がひしゃげるほど。なのでキツネには危険視されている。
ウサギ
2匹ほどおり月に住んでいる。タヌキにお餅やオオカミのコートをプレゼントしたり、タヌキとキツネを月に招待したりと親交がある模様。
トリ
なぜか公式紹介文には「ぴよぴよ。」としか書かれていない。けっこうな頻度で出てくる数匹のトリで色は鶯のような黄緑色。タヌキとキツネのおにぎりを盗み食いしてキツネに自分の5倍ほどの長さまで引っ張られた。一匹でタヌキかキツネを持ち上げる力を持っている。
龍
神出鬼没。
pixivでは他作品とコラボさせた作品が見られる
オコジョ
遠くの山からたまに遊びに来る。
関連タグ
仮面ライダーギーツ:キツネモチーフのライダーとタヌキモチーフのライダーが登場する作品。