CV:中村悠一
概要
『北斗が如く』に登場する凶王軍のNo.2。黒いロングコートに2丁の拳銃を携えたキザな男。
その軽い言動とは裏腹に冷酷非道な性格の持ち主。戦闘では前述の拳銃に加え、並の拳法家では歯が立たない体術を使用する。
そして、本作の最後にケンシロウと戦うボス。断末魔はかの有名なアレ。
評価
序盤で既にボスとして登場している上にラスボスの割には小物臭く最後の戦いでも拳銃を使用するというラスボスにふさわしくないバトルスタイルでいまいち大物感を感じられず、原作第一部のラスボスであるラオウの方が圧倒的な存在感があり、影が薄いのでその前に戦うナダイの方がラスボスに相応しく感じる。
総じて因縁が薄く伏線が少なかった『龍が如く5』の相沢聖人と卑劣で命乞いも辞さない『龍が如く6』の巌見恒雄の悪い部分だけを合わせた様なラスボスである。
ラスボスとしての強さも微妙でラオウやナダイが強敵の為余計に弱く感じる。
フォローをするならサウザーとラオウに加えアミバやユダにカイオウも生きている状況ではタルーガかナダイがラスボスになるしかない状況だったため時期が悪すぎたとしか言えない(それでもジャギやボルゲよりは格上なのだが)。
余談
CVを担当する中村氏は、過去に『龍が如く6』にて韓国系マフィア「真拳(ジングォン)派」のボス・韓俊基(ハン・ジュンギ)を演じている。