CV:内海賢二
概要
植物生命体型人間であり、身体は密集した蔓や葉が絡み合ったような形で構成されている。蔓を触手のように自在に伸ばしたりすることも可能。
一方、植物ゆえに高温には弱く、普段は耐熱服に身を包んでいる(タイトル絵の姿)が、一方で服に遮られて光合成ができないため、定期的にリフレッシュセンターで人工太陽に身をさらす必要がある。
種子を飛ばして相手に植え付けることで身体を乗っ取る事ができ、それを用いてなんの罪もない踊り子たちを操ってコブラを襲わせ、ネルソン三姉妹のジェーンを操り、実の妹であるキャサリンを殺害させた外道。
ボディーガード代わりに、自身の周辺に小型反射衛星を浮遊させているため、光線武器による攻撃は跳ね返されてしまい、コブラもサイコガンが通用せず苦戦を強いられる。
この時に味方の情報屋のダックも殺されてしまう。
ただし、近距離(2メートル以内)の光線は無力化できない。
最後は勝利を確信し、エレベーターで高笑いしていたところを至近距離からのサイコガンで体を真っ二つにされて倒された。
しかし、彼が死んでも種子の浸食は止まらず、ジェーンは死んでしまう。
結果としてコブラの心に大きな傷と怒りを残した最悪の敵の一人であるといえる。
なお、「ターベージ」という名前は、野菜の「ベジタブル(vegetable)」のもじり。
『スペースコブラ』では
TVアニメ版『スペースコブラ』では、原作とは少々異なるキャラクターと展開を見せる。
キャサリンはジェーンの狙撃によって瀕死の重傷を負うが、即死はせず、残り少ない自分の命と引き替えに、ジェーンの体内で成長する種子を死滅させる。
(結果、ジェーンは一命を取り留めるが、のちにクリスタルボーイとの対決で死亡)
一方、ターベージも結果を出せないためにクリスタルボーイに叱責され、女を操るだけでなく、自ら出向いてコブラと直接対決する。
麻酔効果のある種子を空中に散布して、コブラを失神させ、麻酔の効かないレディは両腕から伸ばした蔦で締め上げ、窮地に陥れた。
炎天下で体力を消耗し、一歩及ばず退却した(その後の展開はほぼ原作通り)が、CVの内海賢二氏の迫力も相まって、原作とはまた違った凄みある殺し屋ぶりを見せつけた。