「あたしは女が嫌いさ!雲黒斎様に近づこうとする女は特にね…!!」
概要
CV:萩森侚子
雲黒斎ことヒエール・ジョコマンの部下の一人。
見た目は長身の色白美女だがヒステリックかつ嫉妬深い性格で、他の部下との衝突も絶えない。しんのすけからも初見の時点で「キレイだけど性格悪そうなおねえさん」と直感から警戒されていた。
ヒエールに心酔し切っており、彼に近寄る者には(特に女性)強烈な敵意を露わにする。
実は人間ではなく30世紀の技術で作られたロボット人形で、その美しい姿は吹雪丸の母親に似せてあるなど内外共にヒエールの悪辣さが反映されている。
劇中では後述の能力でひろしとみさえをビー玉に変えて姿をくらまし、後に雲黒城で一行と激突。
最期は吹雪丸との一騎打ちに敗北するが、直後にロボットとしての醜い正体を曝け出すと共に悪あがきとして身体を麻痺させる毒ガスを吹きかけ、吹雪丸を一時的に行動不能に陥らせた(これによってしんのすけは雲黒斎=ヒエールとの対決に一対一で挑まなければならなくなった)。
吹雪丸も完全に動けなくなる前に背負い投げで反撃してお銀を地面に叩きつけ、これがトドメとなって今度こそ完全に機能停止した。
※お銀を演じた萩森氏は、後にTVシリーズで桜田もえ子を演じている。
能力
原理は不明だが対象を小さなビー玉へと変えてしまう特殊な能力の使い手で、劇中ではひろしとみさえ以外にも吹雪丸の妹(後に弟だと判明)である雪乃も彼女の能力によってビー玉にされていた。
明確な能力の解除方法は不明で、劇中でもお銀が撃破されても三人とも元の姿に戻らず、ヒエールとの一度目の勝負でしんのすけが白星をあげて少し経った頃に能力が解除されている。
また、ロボット故に単純な身体スペックも高く、素手で刀を受け止めるといった芸当も可能。
さらに身に付けている着物は袖が刃物になっており、柔布とは思えない斬れ味を誇る。
関連タグ
チョキリーヌ・ベスタ:次回作に登場した女幹部。彼女もお銀と同じく正体はただの人形であった。