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ヒエール・ジョコマン

ひえーるじょこまん

親愛なる、ヒエール・ジョコマン大統領閣下様
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「やあ、Pixivのみんな元気かな? ん……あぁ、良いんだ良いんだ」
「で、ボクの記事(項目)を発表するね」

概要

「どーも、はじめまして。わたくし、こういう者です」

声優富山敬氏。
劇場版クレヨンしんちゃん『雲黒斎の野望』に登場した黒幕。戦国時代の春日部を支配した怪人・雲黒斎の正体である30世紀出身の未来人であり、筋金入りの歴史マニア(特に20世紀)。原作漫画版では登場していない、劇場版オリジナルキャラクターである。

ヒエールは歴代の劇場版キャラクターの中では一二を争うほど野原一家を窮地に追い込んだ一人であると同時に、大抵の黒幕が支配・侵略といった悪事を働いている中で、彼の場合は単純な支配ではなく「自らの手で歴史を改変し、その名を残す事」を大前提としている変わり種でもある(※1)。

人を食ったような性格で、飄々として胡散臭く掴み所がない人物。彼が野原しんのすけに渡した名刺に書かれていた肩書きは、「歴史トレンドクリエーター&文化人 世界四次元アートディレクター協会会員」
刺激やスリルを求めている傾向があり、終始しんのすけとの対決は無邪気かつ心底楽しんでいる様子が描かれている。「きもちE~!」

顔つきは中年位の見た目で面長。鼻と耳にピアス、頭にヘッドセットを装着している。やたらと回数の多いまばたきも特徴の一つ。
体型は端的に言えば長身痩躯なのだが、身長がかなり高く手足も異様な長さを誇る。上着には、彼が従えている黒子忍者頭巾にも使われているシンボルマークがプリントされている。彼の着用物は全体的に赤と黄緑の二色を基調としており、その色がいずれも左右非対称となっている。
原作やアニメ版を含めたシリーズ全般の中でもかなり特異なフォルムであり、総合的になかなかの異質さと印象を持ち合わせたキャラクターと言える。


※1……ただし、戦国時代において吹雪丸の両親を死に追いやるなどの非道を行なっている。
改変された現代の日本においては、年号は「平々法(へいへいほう)」に変えられ、相当数の法律(作中で2389条まである様子)を強いていたり、国民に「親愛なる、ヒエール・ジョコマン大統領閣下様」と呼ばせたり、テレビ番組での歴史番組で取り上げられた際はかなり美化した自分の写真を放送させるといった独裁者的な志向を見せており、こういった点ではベーシックな悪役と言える。
野原家が現代に戻ってきたことを知ったいなや指名手配し「捕まえたら20億万円あげちゃう」、「途中で殺しちゃったりしたら半分の10億万円だからね」と緊急ニュースで伝えたりする。

劇中において

「イヤホウ!」

戦国時代において吹雪丸が暮らす春日部城を滅ぼし、着々と歴史改変を進めていく一方で、タイムパトロール介入の対策として時空にも干渉しており、冒頭においてタイムパトロールの隊員であるリング・スノーストーム(どこかで聞いたような名前だ)を迎撃・返り討ちにしている。

余談であるが、この文明が然程発展していない過去の時代の侵略や時空への干渉は、大長編『ドラえもん』シリーズ『のび太の日本誕生』に登場する、同じ未来人かつ時間犯罪者であるギガゾンビと共通している。

表向きは怪人・雲黒斎に姿を変えて活動していたが、拠点である雲黒城にてしんのすけと対峙した際に自ら正体を明かす(※2)。後にタイムスーツの力で大人の姿に変身したしんのすけに対し、対人用搭乗型戦闘ロボット「血祭り君1号」で迎え打つ。
しんのすけはスーツの力や本人のスキルからか脇差から巨大な太刀に変形した剣を使いこなし、
どちらも互角以上の戦いを演じていたが、飛び上がりながら勢い余って天井に引っ掛けてしまったしんのすけにトドメを刺そうとした刹那、タイムスーツの効果が切れた事でしんのすけの変身が解けてしまう。

ヒエールは不意の事態に気を取られ、直後に太刀ごと落下してきたしんのすけの持つ刀の柄が眉間に直撃(これは痛い!)。激痛のあまり悶絶したところ、「血祭り君1号」を暴走させを突き破り、そのまま地上に落下して爆散した。「痛いよぉぉおおおぉぅっ~……!!」
こうして、彼によって改変された戦国時代は正史へと戻る事となった。

「すっかり有名人なんだなぁ、歴史に名前が残りそうだなぁ……」

ところが、戦国時代で死亡したと思われていたヒエールは、実際には生き延びていた上に野原一家の住む20世紀末の現代に逃走し、今度は日本国大統領として現代の日本を支配・歴史の改変に着手。日本を戦国時代と現代の文化が融合した、混沌の世界に作り替えていた。更に国営放送を用いて日本全国に野原一家を指名手配、同時に尖兵である黒子忍者を差し向け、野原一家を窮地に追い込んだ。

しかし、あと一歩というところで駆け付けたリング・スノーストームにより黒子忍者を撃退され、根城である「国会議事堂々」に乗り込まれ逆にヒエールが王手を掛けられた。
だが、彼はしんのすけたちに死刑宣告を放つと同時に、「国会議事堂々」を巨大兵器「雲黒城ロボ」として起動させる。「邪魔する君たち、殺しちゃう!」
対するしんのすけたちも、リングの力を借りて出現したカンタムロボで応戦。本作最後の見せ所である最終決戦に臨んだ。

勝負はみさえとひろしの必殺コマンドミスにより、技が失敗してしまい、ヒエールに軍杯が上がっていたが、あと一歩のところでカンタムロボの切り札であるアクションビームガンを発射され、「雲黒城ロボ」諸共に身体を貫かれ巻き込まれて死亡。野原一家の絆の力に敗れ去る事となった。「ゲームオーバー……タイムアップ……」


※2……この際、20世紀の出身であるしんのすけに合わせたギャグ「何を言う…早見優」を披露、歴史マニアの片鱗を覗かせている。それ以前に黒子忍者が奪ってきたみさえのハンドバッグの中身を物色した際、彼はスーパーのチラシを読んでおり、恐らくこの時点でしんのすけ達の出身時代に気付いていたと思われる。

幹部たち

  • 又旅 猫ノ進(またたび ねこのしん)

素浪人風の出で立ちをした伊達男であり、第一の刺客。
物静かながらも好戦的、人を斬る事を躊躇わない冷血漢である。
仲間のダイアナお銀とは非常に険悪な真柄。相当な剣の達人であり、その腕前はあの吹雪丸を圧倒する程。しかし、タイムスーツの力でゴキブリに変身したしんのすけの素早い動きの協力を得た吹雪丸により斬られ敗北、幹部の中で最初の犠牲者となる。
また、吹雪丸の母親を斬り捨てた張本人でもあり、それを明かす事で吹雪丸の逆上を誘う狡猾な一面も見せた。

  • フリードキン・珠死朗(たましろう)
全身を朱色の鎧で包んだ巨漢の武士で、第二の刺客。
巨体に違わぬ大きめな大刀を軽々と振り回す怪力、刀さえ弾く頑強な鎧と「千人殺し」という名の特殊な火縄銃が武器。また、水蜘蛛を装備させた黒子忍者数名を従えている。
幹部同士が不仲でチームワークが欠ける中、彼は中立の役割を担う比較的にまともな存在で、御意見番のような立ち位置。持ち前の怪力で吹雪丸を圧倒するも、背後でしんのすけが「千人殺し」をいじってしまい、発射された無数の弾丸が背中に直撃し死亡する。
鎧を着込んで隠れているため素顔は不明だが、その巨体と兜から覗くサングラス、中の人などから、一部のユーザーから中身はあの人じゃないかと言われる事がある。

  • ダイアナお銀(文献・媒体によってはダイアンお銀)
長身の美女である妖術使い。対象を小さな珠に変え封印する術を得意としており、これでみさえとひろし、吹雪丸の妹(?)である雪乃を珠に変えている。その正体は、30世紀の科学力で生み出されたアンドロイドである。
ヒエールこと雲黒斎へは崇拝にも似た忠誠心を見せており、大和撫子な外見とは裏腹に非常にヒステリックで嫉妬深い性格。最後の刺客として、しんのすけと吹雪丸の前に立ち塞がった。着用している着物は特別製で、袖部分を鋭利な刃物として振るい、その威力や強度は本物の刀剣と渡り合える程。最期は吹雪丸に腹部を刺され醜い正体を曝し、機能停止の寸前に口から麻痺性の毒ガスを吐き出し、吹雪丸を一時的に戦闘不能へと陥れた。

余談

放映後は一部ゲームにて、劇場版キャラクターが登場する作品に顔を見せる事がある。他にもテレビスペシャル「クレヨンウォーズ」において、しんのすけと祖父の銀之助じいちゃんが立ち寄ったバーにて、従えている黒子忍者と共にカメオ出演している。
この時の彼は客として店にいたのだが、膝の上に何故かトッペマ・マペットを乗せており、後ろの席には彼の仮初の姿である雲黒斎らしき人物が座っている。

なお、原作における雲国斎は人間ではなく妖怪のような種族の王であり、魔法で人間を大便に変えてしまうという能力を持っていたが、最後は時空乱流に巻き込まれて恐竜時代に放り出されてしまった。

関連イラスト

【※トレス】時をかける文化人
ヒエール・ジョコマン


うんこくさい
タスケテケスタ



関連タグ


「この3人……野原ひろししんのすけみさえって言うんだけど、ボクの項目と合わせて編集・追記してくれた人に20億万円あげちゃう」

「それじゃあ、そういう事で。あー、もし途中でリンクが切れちゃったりしてたら、半分の10億万円だからね」

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