概要
チャンティコとは「家に住む女」という意味である。アステカ神話における火神の中でも、かまどと火山を司る女神で、ソチミルコの町の人々、石工、戦士に崇拝されていたといわれている。
肌は黄色く火の神であることを示す赤い二本の線が顔に塗られ、頭には有毒サボテンの冠を被った赤い蛇の意匠を持つ姿で描かれた。
断食の儀式の最中にもかかわらずパプリカ(トウガラシ)と焼き魚を口にしてしまったため、食物の神トナカテクトリにより罰として犬に変えられてしまったと伝わっている。
その姿は図像学的には、五体をバラバラにされて生贄にされたという女神コヨルシャウキの石版と共通点があるといわれる。
創作での扱い
上記の神話からパプリカと焼き魚を持った、かわいらしい犬娘として描かれている。
なおメイン画像を含めpixivでこのタグをつけて投稿されているのは、ほとんどがこのキャラクターのイラストである。