概要
小説版『ケロロ軍曹』の第一作目『愛爆発!地球消滅5秒前!!』で登場するクルル曹長が開発した惚れ薬。
赤い液体状の見た目をしており、これを浴びると最初に目に映り込んだものに惚れてしまう効果がある。
その効果こそ強大であるが、それがたとえ男であっても女であってもはたまた人間でない動物であってもその人がその対象物を見てしまえば、その人の事を絶対に好きになってしまう効果がある。そのためにたとえ好きでない相手だったとしてもキスを願ってしまう程に好きになってしまう効果があり、ある意味ではあっち系やそっち系にもなり得るいろんな意味で恐ろしい兵器となっている。
好きになってしまう原理としては、細胞よりも小さいウイルスサイズのナノマシンが薬を浴びた人の口や肌からその人の体内へと侵入し、恋をする化学物質を生み出して惚れさせる気持ちを作っているとのこと。
なお効果の継続時間等は作中で明かされていないものの効果自体は途中で切れるらしく、その時の記憶(=惚れていた時の記憶)もちゃんと残るらしい。
余談
名前の由来はおそらく「ChooChooTRAIN(チューチュートレイン)」から。
また英語で【流す】【空にする】【排水する】を意味する「drain」とキスの擬音にもなっている「チュー」から取られたダブルミーニングにもなっている。
ノベライズオリジナルの道具として登場したこの発明品だが、実は後のテレビアニメシリーズ第269話でこの道具に似たクルルの発明品が登場する。名前を言及するシーンが存在しないためこれなのかは明かされていないが、効果が概ねこの惚れ薬と同じであり、ストーリーもこのノベライズと似ていることから、このノベライズ本が元ネタになっている可能性が高い(ただしテレビアニメの方はお香となっている他、容器がビンのようなものになっているという違いがある)。
ちなみに「drain」には上記の他にも「衰える」「枯渇する」「疲れさせる」といった意味合いがある。
本作のストーリーとクルルのあの性格を考えた時、副作用としてなにかしらのデメリットが存在するのかもしれない……(コレとかこっちとか……)
関連タグ
すりこみたまご、愛染香…同様の効果を持つアイテム。ただしすりこみたまごの方は道具使用からその人が惚れるまでに時間がかかるという違いがある。