概要
「たまごの中のしずちゃん」に登場。
大きな卵型のひみつ道具。この中に入り15分経つと、開いた時に最初に見た人のことを好きになる。
大山版と水田版の両方でアニメ化され、後者は原作通りのタイトルだが、前者は「刷りこみたまご」となっている。
アニメ版における相違点
大山版
- 冒頭にドラえもんがドラミへ手紙を書いている下りが追加。
- こちらではしずかと出木杉は裏山でスケッチしていた為、すりこみたまごを持ったドラのびも裏山へ移動。
- 出木杉が興味から入ろうとした理由はUFOみたいだと思ったから。
- 手違いが入ってしまったジャイアンが卵から出てきた際のイメージ映像が追加。また、出てきた際最初に見たスネ夫のことを原作では呼び捨てだったのが、「スネ様」に変更。
- ドラえもんが花占いをしているジャイアンを目撃する下りが追加。
- ラストにも道具の効果が消えず、ジャイアンに追いかけられるスネ夫の下りも追加されている。
水田版
- 道具に入って効果が現れるのは3分。
- 刷り込みの実験の説明では、原作はおもちゃの親を使っていたのに対し、こちらは親役に黒猫を使っている。
- 大山版同様、出木杉が興味本位で道具に入ろうとしたのは一人用の宇宙船だと思ったから
- 逃げたドラのびが避難した先は公園であり、そこでジャイアンに遭遇した。
- こちらでもジャイアンが卵から出てきた際のイメージ映像が追加。
- 卵から出てきたジャイアンに追いかけられ、逃げた勢いのはずみでスネ夫も卵に入ってしまい、その後卵が開いた際、偶然通り過ぎたトラックに惚れ、追いかけていく。
- これにより、スネ夫がのび太に助けを求める下りは、のび太ママがおやつのケーキをのび太の部屋へ持ってきたり、カラスが部屋に入ろうとしたりするシーンなどに差し替えられている。
- ラストはジャイアンとスネ夫がへとへとになりながらも、トラックを追いかけていくシーンになっている。