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概要編集

1983年に公開された『太陽の牙ダグラム』の劇場版『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』の同時上映として公開された短編アニメ映画。

シリアスな本編とは異なり、チョロQ風のコンバットアーマーに乗ったSDキャラがレースを繰り広げるコメディタッチの作風である。

当時放送中だった装甲騎兵ボトムズスコープドッグや、聖戦士ダンバイン則巻アラレJ9の一部などチョイ役に多くの作品の登場人物や機体が出演している。


また実際に変形するチョロQ版コンバットアーマーがタカラからボトムズガリアン等と共に発売されている。ただし変形機構が本編とは異なる。

内容編集

デロイアの内戦が続き、疲弊した両陣営は「コンバットアーマー同士のレース」で勝負する事に。

太陽の牙側はクリンが駆るダグラムが、連邦側はブロックヘッドが出場。

かくして、レースは開始。ジョルジュの解説とともにレースは続くが、連邦側はコンバットアーマーを出撃させ、レースを妨害する。

更にはダグラムの動力源である「引っ張り紐」を、ラコックにハサミで切られてしまい、走行不能に。

果たしてこのまま、ダグラムはレースに敗退してしまうのか……。

余談編集

  • 劇中には、ダグラムおよびブロックヘッドが、レース参加の機体として登場。しかし途中で、連邦側のコンバットアーマー全種類も妨害役で登場する。
  • 本作のダグラムは、トコトコ人形(重り付きの糸や紐が付いた人形で、それを机の端などから垂らす事で歩行する)の要領で歩行する。腰部分に長いロープが付き、その端を太陽の牙のクリン以外のメンバーが掴み引っ張る事で歩行する。しかし途中でロープをラコックに(でかい和バサミで)斬られたため、走行不能になる。
  • が、実はダグラムはチョロQに変形する機能を有し、最後には変形後、太陽の牙によりゼンマイを巻かれて疾走。逆転勝利する。
  • ブロックヘッドの動力はゼンマイであり、巨大なゼンマイのネジが背中に付いている。そのため、途中で止まったらゼンマイを(人力で)巻きなおさなければならない。ちなみにカラーリングは、Xネブラ未対応型のT10Bと同じ赤色。

関連タグ編集

太陽の牙ダグラム


超力ロボガラット:『ダグラム』監督の片割れ神田武幸氏が後年手がけた作品。これに見られる作風はもうこの時点で出来上がっていた…


SDガンダム:これらに影響を与えた作品として名を上げられている。

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