ここまでだ…この先の「無」の封じられた空間にはいかせん!!
概要
FF5のラストダンジョン、次元城の奥に待ち構えるボス。
巨体に6本の足、4本の角を持つ。
マインドブラスト(全体)、アトミックレイ、かまいたち、ふぶきに加え、魔法にカウンターしてメガフレア、魔法以外にカウンターしてタイダルウェイブと放ってくる。いずれも高威力のため事前知識のないまま戦うとあっという間にパーティは壊滅する。
そして一定時間が過ぎると一時的にパワーアップした後、ギガフレアを使用する。メガフレアと違ってリフレクを貫通し、無策で食らったらまず一溜りも無い。
素で戦うと非常に強力な敵ではあるが、実は暗闇、沈黙、スロウなど多くの状態異常が有効である。
加えて、ギガフレア直前のために「パワーアップ」した状態ではステータスこそ一時的に跳ね上がるが、逆に状態異常耐性がさらに脆くなってしまい、蛙、石化、即死、ストップなどまでも効いてしまうようになる。
しかし、レアアイテムを狙う際には少々厄介な敵である。
というのも、通常時とパワーアップ時では盗めるアイテム・落とすアイテムが入れ替わるのである。
(内部処理としては「耐性やドロップアイテムの異なる、同グラフィックのモンスター2体」がHPを共有しながら入れ替わっている)
状態 | 盗む(通常) | 盗む(レア) | 落とす(レア) |
---|---|---|---|
通常時 | フェニックスの尾 | フレイムシールド | ティンカーベル |
パワーアップ時 | 巨人の斧 | (なし) | 村雨 |
上記のようにレア武器「巨人の斧」はパワーアップ状態の時にしか盗めないため、パワーアップ中の短い間に盗むを狙う必要がある。
…が、パワーアップ中に即死などであっさり倒してしまうとここでしか手に入らないレア武器「ティンカーベル」を絶対に落とさない。
パワーアップ時ドロップの村雨も非売品ではあるのだが、海上で出会える巨大鳥からいくらでも盗めてしまうのだ。
その為、パワーアップ中に巨人の斧を盗み、ギガフレアを撃たせて一旦耐えてから通常時に戻った後に倒してティンカーベルのドロップを狙うという、アイテムコレクターにとってはかなりの壁になる。
特にギガフレア対策が必須となるため、耐性が減少するパワーアップ中にトードやデスクローで無力化してしまうのが一番の手。
GBA版では追加されたEXダンジョンのボスとしてツインタニアの強化版である「アルケオデーモン」が追加された。
隠しダンジョンのボスだけあり、全属性吸収なうえ、魔法以外で攻撃すると自身のアンデッド体質を逆手に取り、デスを自分に仕掛けることでHP・MPを全回復するという理不尽極まりない能力を持つ。無策だと通用する攻撃はゴブリンパンチ、フレアやバハムートなどの無属性魔法ぐらいだが、デス対策としてわざと相手にリフレクを仕掛ける、レベルが17しかないことに着目してマジックハンマーやダークエーテルでMPをたっぷり搾り取る、などの対策が取れる。
ファイナルファンタジー14では、ワイバーンに似た様なモンスターとして登場。
漆黒のヴィランズベンチマークトレーラーにて、FF5版の見た目が同じ個体が登場。かなりの巨体を誇り、タイダルウェイブと思しき技を視聴者達の前で披露した。
こちらでは、『アルケオタニア』として出ており、レアFATEのボスを務める。
討伐時に入手できる角を集めると、トードスーツ&ヘッドやティンカーベルと交換できるが、このアルケオタニアがとにかく強い。
- 高台の上での戦闘となり、タイダルウェイブで場外に押し流そうとしてくる。
- メガフレア、かまいたち、マインドブラストといった原作準拠の技に加え、外周部からのレーザー攻撃「シヴィライゼーションバスター」などを使用、プレイヤーを苦しめてくる。
- 更に残りHPが僅かになると「ギガフレアのためにパワーアップ!」してギガフレアの使用を開始する。
- チャージ中は無防備だった原作とは異なり、周囲のエーテルスフィアを破壊するまでの間は完全無敵状態。
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