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概要

ファイナルファンタジー5のラストダンジョンの中にある次元城に登場するボス。次元の狭間に封印された強敵の一体。

味方がレビテト状態だと重力100でそれを打ち消し、アースシェイカーでダメージを与えてくる。これだけみると、アースシェイカーを無効化できるレビテトを打ち消し、攻撃してくるのだから、攻撃手段としては非常に合理的に見えるのだが……。

最弱ボス?

しかしながら、この性質を逆手に取れば、重力100でレビテトを打ち消された際に、レビテトをかけ直す事で再びカタストロフィーは重力100を行ってくる。よってレビテト→重力100→レビテトを繰り返すだけで実はカタストロフィーは重力100しか行えなくなってしまう。

更に言うならばレビテト状態のキャラクターは1人で構わない上、重力100はリフレクで反射出来るため、リフレクトリングを装備したキャラクター1人をレビテト状態にしておけば、戦闘中にレビテトをかけ直すまでもなく、重力100しか行ってこなくなる。

HPも19,997とこの時点では非常に低く、かつてギルガメなど相手に地震で苦戦させられたプレイヤーであればあるほど、アースシェイカーなどに対する対策としてレビテトというのは常識であろうから、この戦い方に気付ければ全く苦労せず倒す事が出来る。仮にいちどレビテトを解除されても、すぐかけなおせば被害は少ない。

尤もこの戦術に気付けなくても、アースシェイカーの威力は地震より低い為、それ程苦労はしないかも知れないが。

ということもあり、見た目のインパクトの割には苦労しないボスである(余談だが、FF5ではある戦略をとれば楽勝というボスが多い為、この敵だけに限らない。しかしながら、それでも倒しやすさで言えばトップクラスであることは間違いない)。

その他

FF14では次元の狭間オメガ:デルタ編2層のボスとして登場。

プレイヤーはレビテトを使えないため、NPCからグラビティギアという装置(使用するとレビテトのように宙に浮ける)を借りて挑む。なおこの装置、自分の意志では地上に戻ることはできない。

FF5の時と違い、対空技や全体攻撃など多彩な攻撃が追加されている。

FFRKにも登場。

FF5のノーマルダンジョンの次元城3のボス。

今作にはレビテトが無いためFF5のときのような戦法は使えない。

イベント「第10回クリスタルタワー-黒闇の血族-」の1層ボスとしても登場。

余談

当時の攻略本「FF5 冒険ガイドブック」に掲載された漫画では、レナがレビテトをするたびに重力100を掛けられるため、キレ気味にカタストロフィーに詰め寄るシーンがある。

6GBA版のアースドラゴンもカタストロフィー同様にレビテト打ち消し→地属性技というコンボを使ってくるが、こちらはリフレクで反射不可となったため、強力である上、打ち消した上で連続で地属性技を使ってくるため、不用意にレビテトを掛けると殺されるというカタストロフィーや通常版アースドラゴンの戦い方で味をしめたプレイヤーであればあるほど陥ってしまう戦略をとってくるため注意。大地の衣で吸収できるが

HP19997はノストラダムスの予言でお馴染みの「1999年7の月」が由来という説がある。

NTT出版より発売された攻略本の、ボス攻略漫画はカタストロフィーの攻略法を端的に示しているが、そのインパクトの高さからAAも作られている。横幅が広いため、ここでは紹介しないが、「FF5 カタストロフィー AA」で検索すれば見つかるだろう。

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