CV：松本大（ザコソルジャーをはじめ多数のモブキャラを兼任）
「ターゲット、確認！行ってきま～す！♪」
概要をロック
敵組織「ダークアクシズ」に所属するネオトピア侵攻部隊司令コマンダーサザビー配下の三人の部隊長の一人。
登場は３人の中では一番遅く5話より。
人物しょーかいー
三人の部隊長の中では戦闘能力は一番高いらしいが、一言で言えばアホの子！
彼との共に出撃するようコマンダーから指示を下されたザッパーザクとグラップラーグフから「（アイツと一緒に任務は）勘弁してほしい」と懇願するほどで、後述のように過去に問題を起こしていたようであり、初登場時にも単独突撃したり味方がいるのにもかかわらず全弾発射を行うほどに協調性皆無。
基本的に無口で「ターゲット、○○」「○○すべし！」などほとんど形容詞を付けない片言気味なセリフや簡単な単語しか喋らず、ザコソルジャーよろしく語尾に「～ドム」をつけるが、下記の武器が絡むと若干流暢になり口調も少々オネェ気味になる。早い話が好きなものには饒舌になるタイプ。
三人の中では最も知能が低く、その酷さたるや一桁の計算も間違えるほどで、ザッパーからも「アイツに作戦指揮を任せんのが間違いなんだよな～…」と愚痴を溢されており、挙げ句には部下であるザコソルジャーたちからも「ザッパー様のパワーもグフ様の知恵もダメならバカで行こうと決めたザコ」「ドム様は当てにならないザコ」と陰で見下される始末。
このように普段は愚鈍な暢気者だが、意外と粗暴な側面を持ち合わせており、一旦ブチキレると武器を手に暴走する。この状態だと理性がほとんど利かなくなり手がつけられない。
こういった色んな意味で質の悪過ぎる性質からザッパーたちからは激しく敬遠されているが、これまた質の悪いことに本人はそんなことにまったく気づいていない。 コマンダーやその上司もよくこんな問題多すぎなヤツを部隊長にしたもんだ…
オペレーション、戦闘能力解説
ウェポンマスターという通称がつくほど武器の扱いに長けており、上記の部隊長の中でもトップクラスの火力と称賛される所以。
最も愛用するDTバズーカをはじめ非常に多彩な武器を扱い、いつも牽引している武装ホバークラフト・ギャロップタンクにはビームカノンやミサイルランチャー、チェーンソー等々たくさんの武器が搭載されており、中は結構な広さでザコソルジャー2体入るぐらいのスペースがある。
手持ち武器以外では開閉可能な胸部の中には拡散型のツインメガキャノンが内蔵されている。
その反面、手に武器がないと「武器ぃぃ！オレ様の武器ぃぃぃ！！！」と叫び、激しい手持ち無沙汰に苛まれてパニックに陥る重度の武器依存症。
ザコたちがギャロップに格納されていた武器をドムの許可なく処分した際はブチキレて空の彼方へと殴り飛ばした上で武器の収集を命じている。
こういった面もザッパーたちから敬遠される点の一つとして数えられている。
コマンダーがキャプテンガンダムとの決戦で戦死し、ザッパーたち共々S.D.G.に身柄を拿捕されてからはギャロップ諸々の武器を没収され、手元が寂しい日々を送る羽目に遇うが、これが却っていい薬となったのか武器無しでも暴れることがなくなるなどある程度依存症を克服したが、それでも手に何か持ってははしゃぐなど手元寂しさは治らない模様。
オペレーション、余談解説
他の三人の部隊長同様にジオン公国を代表するモビルスーツがモデルであり、こちらはドム系統機となっており、顔のダクトや胸部、足の形状からドム・トローペンをモチーフにしている。ちなみに何気に原典でも珍しいツノ付きドムである。
声を演じた松本氏は何の因果か『機動戦士ガンダム 特別編』でドムのパイロットであるオルテガの声を担当していた。ちなみにドムも彼の相棒と同じく踏み台にされている。
関連タグー
ダークアクシズ 憎めない悪役 愛すべき馬鹿 アホの子 ボケキャラ
サンダーガイスト・・・同じサンライズロボット作品に登場する悪の組織の部隊メンバーで、「乱暴者、卑劣漢の同僚がいる」「メンバーの中でも一番おバカ」「火力はメンバー1」「キレると手に追えない」など共通点が多い
