デトニクス(Detonics)はアメリカ合衆国の銃火器製造メーカーである。
Pixivでは、同社の「デトニクス コンバットマスター(Detonics CombatMaster)」を題材とした作品が殆ど。
コンバットマスター
M1911をベースとした.45口径のオートマチックピストル。
コンシールドキャリー(隠匿携帯)向けに、突起を減らし各部分を切り詰めて中型拳銃程度の大きさに仕上げている。全長は178mmで、ワルサーPP(177mm)とさほど変わらず、グリップも切り詰められているので相応にコンパクトになっている。
他にも、コーン状(円錐状)のバレルを採用してM1911系のウィークポイントの一つであるバレルブッシングを廃したり、リコイルスプリングを2重として小型化と信頼性の両立を図ったり、スライド後部上面を削り取ってハンマーをコックしやすくしたりと特色が溢れるモデル。
弾薬は、ベースのM1911と同じく.45ACP弾。装弾数は6+1発。
3.5インチ銃身はコルト社のオフィサーズと同じ長さ。
サイズの割に強力な弾が使える一方で、大型拳銃クラスの弾を中型拳銃程度のボディから撃ち出すので(当たるかどうかはともかく)快適なシューティングとはならないだろう。
グリップパネルを大型のものに交換するなどすれば多少は撃ちやすくなるが、気休め程度である。
フィクションでの使用者
- 錦木千束(リコリス・リコイル)……コンペンセイターの装備や前後照準の変更などのカスタマイズが施されている。
- レン(SAO)(SAOAGGO)……デトニクス.45をベースとしたデザインのハンドガン『ヴォーパルバニー』を二挺拳銃で装備している。
- 本城慎太郎(刑事貴族)……劇中で使用されるプロップガンはMGC製モデルガンがベースとなっている。