デバイスドライバ
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でばいすどらいば
コンピュータのデバイス(ハードウェア)をOSが制御するためのソフトウェア。
デバイスドライバ(Device Driver)はデバイスドライバーとも表記するが、工学分野での音引表記を省略する慣習に則ってデバイスドライバ、ドライバと表記することが多い。略称でデバドラと呼ぶこともある。
オペレーティングシステム(OS)に組み込まれて諸々のハードウェア(デバイス)、すなわち無線LAN、SSD、プリンター、モニター、ペンタブレット...などなどを制御するためのソフトウェア。
元々OSはハードウェアを制御する役割を担っているが、OS本体だけで何とかしようとすると、周辺機器を追加するたびにOSを弄らないといけなくなってしまう。OSに後付けでデバイスドライバを組み込む仕組みを整えることで、様々な機能追加が容易にできるのである。
多くのOSは、ある程度機能の標準化が進んだデバイス(USB、ウェブカメラ、光ディスクなど)に対応できる汎用のドライバを組み込んでいる。USB製品であればUSBマスストレージ(USBメモリやUSB接続のハードディスクドライブなど)、ヒューマンインターフェイス(マウスやキーボード)などのクラスが定義され、様々なOSで共通の機能を利用できる。
デバイスによっては汎用のドライバでも利用できるが、専用のドライバを組み込むことで特殊な機能を実現している製品もある(ゲーミングキーボードやゲーミングマウスなど)。
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