概要
3D対戦型格闘ゲーム『鉄拳』シリーズに登場するキャラクター。デビル因子によって暴走した風間仁の姿。初登場は『3』(キャラクター操作可能となったのは『5』以降)
設定については同名の記事を参照されたし。リュウにおける殺意の波動に目覚めたリュウのようなもの、格闘ゲームにおける暴走、闇堕ちキャラ。
他の格闘ゲームキャラと異なり、初登場の鉄拳3アーケード版稼働時点で既にその存在が示唆されていたが、鉄拳5で正式デビューするまでにデザイン面でのマイナーチェンジが複数回あったのに加え、言動も風間仁の自我が残る苦悩の図、いかにも悪魔的で理知的なそれと完全な狂気、暴走キャラ、更に動物にさえ心配されるアホ仕様までをフリーダムに行き来する事になったため、内外面ともに描かれ方のギャップが激しい。
ごくまれにどこからどう見ても別物な映画版デザイン準拠絵もあるが、かの竹谷隆之氏によるもの(外部リンク)であって、これも決してタグミスではない。
(ただし、角の形状、翼の種類、タトゥーの消失等が起きている場合は、父親の変身形態デビル一八との混ぜるな危険合体事故が起きたかイージーミスである。そしてこの事故はかなりの頻度で起きている)
性能
『3』(および『TAG』)から『4』へ移行するに際し、仁の格闘スタイルの大幅な変更によりほぼ完全な別キャラに変化してしまった。(『三島流喧嘩空手改+風間流護身術』から『(純粋な)空手』)
これによって一部使用プレイヤーたちは困惑、中には強制的に使用キャラの変更せざるを得なかった。その救済策として『3』以前の性能がデビル仁へ引き継がれた形になっている。
三島家の伝家の宝刀「風神拳」を交えた強力な空中コンボ、使いやすい下段での崩し、その他豊富な技の数々で以前の使用感にほぼそのままで操作できる。加えてビーム攻撃や飛行などのデビル特有の技も使用可能となった。
ちなみに設定としては半ば自我を失った暴走状態ということだが、キャラ操作自体には影響はない。
『TAG2』では一応仁とは同一人物扱い(仁とデビル仁を同時に選択することは可能)であり、仁⇔デビル仁の交代は『変身』という形で行われる。
しかしタッグアサルト時にはシステム上の都合か、しっかり仁とデビル仁が2人同時に出現するのに加え、同作においては、まだ完全覚醒してなかったたゆえの技という設定の鉄拳タッグトーナメント(1)準拠の技「凶兆」まで入っており、こちらもカオス。
余談
『テイルズオブアライズ』では、7の姿のデビル仁をかたどったアイテム「悪魔の彫像」がある。(入手すると難易度「カオス」が追加)
足の裏には「額の光線注意」という謎の注意書きが記されているとのこと。…どんなアイテムだ。
関連イラスト
関連タグ
風間仁 本体
ドラグノフ 地味に『5DR』以降『TAG2』まで、リアルでは約8年、軍より捕獲命令を受けていた人(最新作での動向は不明)
??? 同じくデビル因子を所持している。
最新作のネタバレ注意!
最新作『鉄拳8』では、三島一八を倒すべく自らの意思でこの姿になり、一八に戦いを挑むが力及ばず敗北する。
敗北のショック等の影響によりデビル化が出来なくなるが、一八主催の『The King of Iron Fist Tournament』に参加し、謎の後輩やライバルとの戦いを経て、少しずつ力を取り戻していく。
大会の最中、復活したアザゼルを吸収した一八が『トゥルーデビル一八』として覚醒した際、ザフィーナの言葉に従い、全ての因縁の始まりの地である屋久島へと向かう。
そして風間家に伝わる神秘の聖域にて己の中のデビルと向き合い、ついにデビルの力を完全に制御することに成功した。(この時の翼の色は白黒で分かれている)
その後仁の時間稼ぎのため一八に食い下がり続けたラースを間一髪のところで救い、再び戦いを挑む。
それでもなおアザゼルの強大な力を我が物とした一八の圧倒的な力の前にやられかけるが、ある存在が彼に声をかけ…