概要
ONEPIECE巻五十六第551話"四皇"白ひげ""に出てきた、白ひげ海賊団傘下の海賊の一人である。瓶底眼鏡のようなギラついた目に極度のすきっ歯、全身緑の服を頭まで着たかなり特徴的な人物となっている。(なお、メイン画像はアニメ版のデザインであり、原作では特徴的だったギラついた目はメイン画像のようにある程度普通な目になっている。)
なお、後述しているセリフから、彼自身が率いる海賊団があるのかもしれないが、あまりに情報がないため現状は保留。
名前 | デラクアヒ |
---|---|
年齢 | 不明 |
誕生日 | 9月1日 |
好物 | 不明 |
所属海賊団 | 白ひげ海賊団(傘下) |
好物 | 不明 |
CV | 藤本たかひろ |
活躍
「来たどー エ~ス~」
エースの処刑を巡って、海軍&王下七武海陣営VS.白ひげ海賊団とその傘下の陣営となった頂上戦争に、白ひげ海賊団傘下の海賊の一人として参加した。また、そのとき使用(所持)していた得物はサーベルであった。なお、白ひげ陣営として参加した傘下の海賊たちは海軍に「新世界に名の轟く船長ばかり(つまり、デラクアヒ自身も船長?)」と言われていたため、実力はかなり高いと推測される。
上記のセリフのように、結構エースとは仲が良かったのではないかと思われる。
余談
- かなりのどマイナー
先にも述べた通り、このキャラクターは、作中屈指の名場面満載な頂上戦争編にて出てきた海賊ではあるが、特にこれといった活躍はしていないので、言ってしまえば「名前のあるモブ」である。そのため彼の名前を知っている人は相当のマニアだと思われる(名前の初出は公式ONEPIECEファンブック"ONEPIECE GREEN SECRET PIECES"より)。
実は、pixivにて「デラクアヒ」でタグの検索をかけても、この記事を投稿した2022年10月4日時点ではメイン画像の1作品のみ、しかも同じ誕生日であるジュエリー・ボニーとスクエアシスターズのキウイが一緒に描かれたものでソロの絵なしでしか該当する絵が見つからなかった。
また、原作では上記の一セリフしか発していない。それでもないよりはマシだが。アニメ版だともう少しセリフが増えている。
- まさかの地上波ゴールデンで大活躍!?
2022年8月6日に放送された不定期放送の番組、「99人の壁(フジテレビ)」にて行われた「ONEPIECEクイズ王決定戦」では、どう考えても一般の方では答えが出辛いマニアックな問題がかなり飛び交っていた。そんな中、「歯科検診クイズ」なる珍問も用意されていた。このクイズを簡単に説明すると、作中のあるキャラの歯科検診を行い、結果を衛生士さんが読み上げていくのだが、欠損している歯の部分が見つかったときに、あらかじめ画面に存在していた永久歯全体の画像の、欠損に対応した歯の部分が黒く塗りつぶされていくため、これを見てそのキャラを当てる、というものである。ちなみに例題で検診をされたのはこの方だった。
本題でも、あるキャラ(ただし、名前が「5文字」と制限あり)についての歯科検診が行われていたが、そもそもキャラの歯並びを覚えている人間はマニア中心のごく一部、しかも該当キャラにはワダツミやブルージャムといった比較的メジャーな部類のキャラがいたものの、字数制限に合わなかったため、回答者含め全てのギャラリーが答えに躊躇していた中、「プロの壁」のブロッカーの一人を担当されていたONEPIECE公式YouTubeチャンネルの企画、「仲間がいるよTube!!!!」のレギュラーをされている、YouTubeチャンネル「オネガイシマス海賊団!!!」の船長(リーダー)、オーワ・D・タカシ氏が「デラクアヒ!!」と答えたことによって見事彼がこのクイズの正解を勝ち取った。正解した本人も、「まさか地上波でこんなマイナーキャラなんて出さない」と思っていたらしいが、予想外の正解に驚いたそう。ちなみに、この地上波放送の後、タカシ氏のTwitterアカウントの名前が、「オーワ・D・タカシ(またの名をデラクアヒ)」という名前に変更されていた。しかも数は少ないが#デラクアヒの意志といったおふざけ半分のハッシュタグまでTwitterに存在している模様。
極めつけに、先述した「オネガイシマス海賊団!!!」チャンネルにより、まさかの「デラクアヒまとめ動画」が作られることになった。しかも(後半はクイズ大会と企画寄りの内容だったが)動画の尺はこれだけのマイナーキャラをまとめているにもかかわらず20分強、後半のクイズを除いても13分ほどある。はっきり言ってすげェ。
ちなみに、別動画(https://www.youtube.com/watch?v=a4L9YATFLgE&t=433s)でわかったことであるが、先述した「99人の壁」に出場し、タカシ氏がクイズに正解したときは、マニア含めたブロッカーらも正解を求めるためにかなり長考したらしく、そのため、同氏曰く、「(自分の正解シーンは)カッコよく編集してもらった」らしい。…マニアが答えに躊躇するようなキャラをお茶の間のライト層が見る番組で取り上げるのも中々攻めたキャラの起用である。流石はバラエティ。
以上の珍事件(?)による知名度上昇(??)によって、デラクアヒが一歩海賊王に近づいたのかそうじゃないのかはどこの誰にもわからない。