概要
1952年1月12日に公開された「トムとジェリー」の短編映画。
1948年6月1日に公開された「なかよし」で登場したカナリアが再登場した話である。
あらすじ
籠の中にいるカナリアをトムが狙い、それをジェリーが妨害したことからトムとジェリー&カナリアの追いかけっこが始まる。
その後、ジェリーはカナリアと共に高い柱にある鳥小屋へ逃げ込んだ。高所の2匹を捕まえようとするトムだったが、ジェリーとカナリアの反撃に悪戦苦闘(メイン画像はその反撃の一つであり、2000ポンドのおもりを使ってトムを落としている)。最終的には棒高跳びの要領で小屋に飛びかかるが、カナリアが置いたローラースケートに引っ掛かり、勢い余って家の2階へ放り出された。
屋内を突き破り、反対側の窓からコルセットに引っかかったトムはそのまま墜落。しかし、破れたコルセットが偶然コウモリの羽のように体にくっ付いている事に気付いたトムは、作戦変更し、鳥のように空を飛んでジェリーとカナリアを捕まえようとする。
その後は空飛ぶ能力を得たトムとジェリー&カナリアの追いかけっこになり、最終的には線路で捕まえようとする。しかし、運悪く電車が通りかかりトムは電車に激突して敗北。ジェリーとカナリアは、電車の後ろでに乗って互いの友情を深め合うのであった。
余談
この話では、BGMに華麗なる大円舞曲が使用されている。