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概要

アステカ神話に登場する大地の神、もしくは怪物と伝わる神格。

名前の意味は「大地の主」なのでであるはずだが、地母神という伝承も多く残るため両性具有であるといわれている。

カエルのような姿勢でしゃがみ、顔には牙を剥きだして笑っているような仮面をかぶって、背中には生贄や骸骨を背負っている姿の彫刻が残されており、アステカでは地面の象徴として底面に彫られることが多かった。

軍神(死)と地母神(再生)両方の力を持ち、リュウゼツランの女神マヤウェルと雨の神トラロックとの関係性が深かったといわれるが、人身御供などの生贄を求める神であった。

また創世神話ではケツァルコアトルテスカトリポカが協力してチャルチウィトリクエとともに退治され、雨の神々の材料となった。

もしくはとても巨大なワニのような怪物であり、蛇に化身したケツァルコアトルとテスカトリポカに引き裂かれて上半身は大地となって顔のパーツが地形に、背中には体毛から動植物が生まれて川が流れた。そして下半身は天空となり星々が生まれたとされる。

創作での扱い

詳細は →地霊トラルテクトリ

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